谷原章介 石川県“万博予算”1000万円、馳知事に「言葉選びをちゃんとしていれば納得してもらえると」
2024年02月21日 12:33
芸能
この予算について、日本維新の会の顧問を務めている石川県の馳浩知事は、会見で「馬場(伸幸)代表をはじめ、松井(一郎)さん、吉村(洋文)知事、また橋下(徹)さんと古い友人でございます。私は意思決定に参加しない顧問という立場ですので、ご理解いただければと思います」と説明した。石川県の担当者は、万博を見据えた国際交流プログラムの費用として、友好交流協定を結んでいる韓国の都市に石川県の文化団体を派遣する費用だとしているという。
番組では、いまだ能登半島地震の生活再建の道半ばの県民の「第一に石川県の知事なので石川県民を第一に考えてほしい」「万博も大事かも分かりませんけれども、もっと先に延ばせるでしょう」という声を放送した。
谷原は「1000万円という額を今回、万博関連に使うということですけれども、それよりもはるかに大きい何千億というお金を復興予算につけているんですね。ただ思うのは、このタイミング、そして、この馳知事の説明、言葉の内容ですよね」と指摘。「今、本当にまだ苦しんでいる方がいらっしゃって、その方たちが怒っているのは1000万円という金額ではなくて、なんで今まだ苦しいのに私たちの気持ちにもっと寄り添ってくれないんだということだと思う」と自身の考えを話した。そして、「予定されていた万博関連費用とはいっても、その説明の仕方で…言葉選びをちゃんとしていれば納得してもらえると思ったりもするんですが」と話した。
馳氏は、馳氏は、昨年11月に、都内の会合で講演した際、2013年に開催が決定した東京五輪の招致活動で、開催都市決定の投票権を持つ国際オリンピック委員会(IOC)委員に対し、内閣官房報償費(機密費)を用いて贈答品を渡したと発言して問題になった。また、今年1月には、政治資金パーティー事件を巡り、自民党衆院議員時代に所属していた安倍派から5年間で計819万円のキックバック(還流)を受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかったと明らかにして「収支報告書には記載しなくていいと聞いており、それに従ったとのことだった。私の監督不行き届きだ」と陳謝している。