谷口キヨコ 40代から「国際法」「哲学」2度の大学院修了で“シン・キヨコ”爆誕!見方も歩く道も変化

2024年03月06日 11:00

芸能

谷口キヨコ 40代から「国際法」「哲学」2度の大学院修了で“シン・キヨコ”爆誕!見方も歩く道も変化
「シン・キヨコ」は自信を持って進みます Photo By 提供写真
 【谷口キヨコのごきげん!?SOLOライフ】先日、大学院時代の恩師に会いました。実は私、大学院に2回行ってました。1回目は国際法、2回目は哲学。元々法学部出身ではありましたが、国際法の恩師は40代の社会人院生の私を心配して、入学までの半年間、週1で専門書を読み込むプレ授業をしてくれました。そのおかげもあり、なんとか2年で修論を書き上げ修了。たまに飲みに行く、親しみのある先生です。
 哲学の恩師はとにかく忙しく、直接講義を聞けたり、研究室では少人数で学べたことは奇跡のようなこと。学問の分野は違うし、教え方や接し方も違うけれど、私にとってこのお二人はずっと尊敬する恩師です。

 お二人と会うたびに思うことがあります。このお二人と学んでいた時間がそれからの私の「考え方」や「生き方」のふるさとなんやな、と。それはそっくりそのまま先生方の教えや思想が私の考えになったということではありません。

 いい年になり、自分の後半の人生の不透明さに迷っているとき、自ら学ぶ決心をし、働きながらなんとかやり遂げた自分。学びながらは「悩みながら」で、うんうん悶々(もんもん)としながら過ごした日々。そこから早く抜け出したい、とまで思った日々。それをそばで見てくれていた先生がいたから、そこからまさに脱出することができたのでしょう。

 抜けたものの見方が少し変わったシン・キヨコは、歩き方も歩く道も変わってきます。でも迷ったり失ったりしても、ふるさとであるあの時間があるから、シン・キヨコは自信をもって進めます。

 ◇谷口 キヨコ(たにぐち・きよこ)兵庫県出身。タレント、DJ。リスナーに元気を届けることをメインに、ごきげんに毎日を過ごすことが目標。多くの番組を抱えながら大学院で学び法学(国際法)と文学(哲学)修士。18年4月から京都産業大学現代社会学部の客員教授も務める。

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