日本将棋連盟が「オンラインスクール」 羽生会長の肝いり企画 小中学生対象で今夏開講 

2024年03月06日 17:27

芸能

日本将棋連盟が「オンラインスクール」 羽生会長の肝いり企画 小中学生対象で今夏開講 
羽生九段 Photo By スポニチ
 日本将棋連盟は小中学生を対象とした「オンライン将棋スクール」を今夏から開講することになった。棋士が幹事となり、ビデオ電話とオンラインサイトを使用して将棋教室を開催。生徒同士で対戦した後、トップ棋士が直接アドバイスするほか、棋譜を添削するサービスなども実施する。
 今企画は連盟会長を務める羽生善治九段(53)の肝いりで実現化した。現在の将棋界は藤井聡太王将(21)=8冠=の大活躍で、対局時の大盤解説などの参加者が急増。高額の観戦企画が売り出しと同時に即売となる状況が続いているが、一方で子供大会の参加者がピークの半分になるなど、若年層への普及対策に課題がある。新型コロナの影響で将棋教室の閉鎖が続いていたため、その状況を補完する意味もあって今企画が立ち上がった。

 原案では週一回の開催で3カ月を1クールとし、第1期生は定員を約50人に設定。応募者多数の場合は抽選とするが、将来的には定員を拡大する構想もあるという。

 募集条件など問い合わせは同連盟オンライン将棋スクール(online-school@shogi.or.jp)まで。

おすすめテーマ

2024年03月06日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム