三浦りょう太 夢は「いつか坂本龍馬を演じる」 カズ長男、初の朝ドラで新人マネジャー熱演中
2024年03月06日 05:00
芸能
所属事務所の先輩でもある趣里は「演技の師」と仰ぐ存在だ。新人の時にワークショップで演技指導してもらい「とにかく楽しむこと」を学んだ。待望の共演がかない「趣里さんのマネジャー役というのは等身大の自分と重なって、いろいろ感じる部分はありました」。終盤の重要なキャラクターとして、師匠の名演を“アシスト”していく。
朝ドラ出演の反響は大きく「朝ドラが好きな(父方の)祖母からは“死ぬ前に見られて良かった”と笑えないジョークを言われました」と明かした。昭和を舞台とする作品で「昭和顔と呼ばれてきて、昭和の物も好き。昭和の世界を演じることに憧れがありました」と感激している。
将来的には坂本龍馬を演じることを夢見ている。両親が自身を命名する時に候補にも挙がったのが「龍馬」で、小学生の時から高知や長崎などのゆかりの地を巡ってきた。昨年9月に死去した知良の父で祖父の納谷宣雄さんには「いつか龍馬を演じる」という誓いも立てていたという。
その魅力を「大人になっても子供で、いつまでも冒険心、探究心があるところが好き」と力説。「情けない部分がしっかりあるが、周りが応援してくれる龍馬像が凄くある」と演じる姿も思い描いている。戦後の若者マネジャーを足がかりに幕末の英雄へ。三浦の長い航海は始まったばかりだ。
◇三浦 りょう太(みうら・りょうた=りょうはけものへんに寮のうかんむりなし)1997年(平9)9月5日生まれ、東京都出身の26歳。19年にTBSドラマ「グランメゾン東京」でデビュー。大学時代には庭師のアルバイトを行っていた。母はタレントの三浦りさ子、弟は格闘家の三浦孝太。憧れの俳優は萩原健一さん。血液型A。