仲野太賀が「大河」主演! 26年「豊臣兄弟」で秀吉の弟・秀長役「ついにこの日を迎えられました」

2024年03月13日 05:20

芸能

仲野太賀が「大河」主演! 26年「豊臣兄弟」で秀吉の弟・秀長役「ついにこの日を迎えられました」
2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが発表された仲野太賀 Photo By スポニチ
 俳優の仲野太賀(31)が、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが12日、発表された。豊臣秀吉を支えた弟の豊臣秀長役を演じる。この日、同局で行われた会見では「太賀が大河。シャレになって申し訳ない」と笑顔を見せた。渋い俳優の印象が強かった仲野の国民的ドラマ主演抜てき。農民から天下人になった豊臣兄弟のような“大出世”に驚きの声も上がった。
 司会者の「2026年の大河主演はこの人です!」との呼び込みで登場した仲野。会場では「おぉ~」という歓声に交じって「ええっ!?」と驚きの声も上がった。本人も昨秋にオファーを受けた時の心境を「本当に驚きました」と回想。「役者を始めた時から“いつ大河主演するんだ”とイジられてきましたが、ついにこの日を迎えられました」と喜びをかみしめた。

 2007年の「風林火山」から6度目の大河出演になる。「江~姫たちの戦国~」(11年)では秀吉の息子・秀頼役を演じており「あの役で俳優としてステップアップできた。豊臣とは縁がありますね」と笑った。

 本作主人公の秀長は「天下一の補佐役」として兄を支え続けたとされる。戦国大名との調整役を務めるなど政権安定に欠かせない人物で「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」と言われるほど。今回は兄弟の絆をテーマに、貧しい農家に生まれた2人が下克上を成し遂げる姿を描く。

 仲野は映画やドラマに引っ張りだこの実力派。素朴で人間味あふれる芝居に定評がある。制作統括の松川博敬氏は「等身大の人物を泥くさくエネルギッシュに演じられる」と説明。番組関係者は「秀長は華やかというより、地道に歩んだ印象が強い人物で、ぴったりの配役。仲野さんがやや“猿顔”なのも秀吉の弟役として追い風になった」と語る。

 クランクインは来年夏を予定。仲野は「所作や殺陣の技術はもちろん、まずは体調管理に気をつけたい」と意気込んだ。これからどんな飛躍を遂げるのか。“仲野大河”の出世物語から目が離せない。


 ≪名前の由来「父が出たことないから」≫ 仲野はかつてインタビューで自身の名前の由来について「母親と父親の意見が食い違っていて、諸説ある」とした上で「父親が役者ですけど、大河ドラマに出たことないから」と話していた。父・中野英雄はこの日、自身のインスタグラムで「期待しています。楽しみで楽しみでなりません」と喜びをつづった。

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