茂木健一郎氏 吉住の“デモ活動”ネタを評価「すぐれた笑いだと感じた」「コメディで自由になれば…」

2024年03月13日 18:30

芸能

茂木健一郎氏 吉住の“デモ活動”ネタを評価「すぐれた笑いだと感じた」「コメディで自由になれば…」
茂木健一郎氏 Photo By スポニチ
 脳科学者の茂木健一郎氏(61)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新。9日に行われたピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2024」決勝戦でお笑いタレント・吉住(34)が披露したネタについて「すぐれた笑いだと感じた」と私見をつづった。
 吉住はファーストステージのネタで、「絶対に許さない」と書かれたプラカードと拡声器を持って登場。デモに参加した後に婚約者の実家を訪問した女性という設定で、「今朝の政治家の汚職のニュースあったじゃないですか。あれ見てたら血が騒いじゃって~!これはもう絶対、辞職させないと~と思って、やらせていただきました」と笑顔を見せた。婚約者の両親との会話の中で「警察とやり合っちゃったから」「これ、私の血じゃない」「私、自分の意見押し通すプロなんですよ」などのセリフもあった。

 また「伏せて、火炎瓶です!落ち着いてください。心当たりはあります」と際どい描写も。結婚を反対されると、最後は「結婚を認めろー!」「座り込みすっぞ!」と叫び、両親に向かって「もうあの頃の日常が戻ってくると思わないでください」と一言。「認めるからやめてくれ」という返事があると「なんだ。もっと骨のあるヤツらかと思ってました」と“勝利宣言”して暗転。終了後、吉住は「ポップなネタが出来たみたいで」と満足した表情をみせ、470点という高得点を獲得。ファイナルステージへと駒を進めた。

 茂木氏は「R-1グランプリにおける吉住さんの『デモ』ネタ、拝見しましたが、活動家の方の類型をデフォルメも加えて表現して、すぐれた笑いだと感じました」と吉住のネタを評価。

 SNSでは賛否が分かれているが、茂木氏は「一方、TLで見る反応は、デモを揶揄していると怒る方も、デモは嫌だと冷笑している方も、両方とも外している気がします」とし、「コメディで自由になればいいのに」と結んだ。

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