浜田敬子氏 自民ハレンチ懇親会に「社会の感覚からズレていることが裏金にもつながっている」

2024年03月13日 10:04

芸能

浜田敬子氏 自民ハレンチ懇親会に「社会の感覚からズレていることが裏金にもつながっている」
東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 フリージャーナリストの浜田敬子氏が13日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。自民党和歌山県連が主催し、党青年局幹部や近畿の若手地方議員らが参加した会合に、露出の多い衣装の女性ダンサーを複数招いていたことについてコメントした。
 会合は昨年11月、自民党和歌山県連が主催し、国会議員や近畿ブロックの地方議員ら計30~40人を集めて和歌山市のホテルで開かれた。露出の多い衣装の女性ダンサーを5人招き、ダンサーに口移しでチップを渡す参加者もいたという。その場にいた青年局の藤原崇局長(衆院岩手3区)と中曽根康隆局長代理(群馬1区)はいずれも役職を辞任した。藤原氏は8日に報道陣から「女性の体に触っていない?」などと聞かれ、「今の認識は触っていないということになります」「当時の記憶の中では触ってないです。”今の記憶で”ということ」などと釈明した。

 同党青年局は「青年局ブロック会議をめぐる事案について」のお知らせを掲載。「昨年11月の自民党青年局近畿ブロック会議後の有志による懇親会において、会の趣旨にそぐわない極めて不適切な内容の余興が開催県連青年局により企画され、実施されましたことは誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。また、一部の参加者に品位に欠ける振舞いがあったものと承知しており、この点につきましても、心よりお詫びを申し上げます」と謝罪した。

 県連青年局長として会合を企画した川畑哲哉県議は11日、離党届を提出し、受理された。川畑氏は、世耕弘成前参院幹事長の元秘書で、ダンサーを招いた理由について「多様性の重要性を問題提起しようと思った」と説明していた。

 浜田氏は「いまだにこんなことやってんのかって、かなりあきれましたねえ。自民党の感覚が社会の流れからいかにズレているかということだと思う。しかも、地方の県連が企画したんですが、今ヤバい、これやめようと止めなかったというのは、本当に国会議員としてどうかと思いました」と指摘。そのうえで「多様性というのを言い訳のように使っていましたけれども、自民党の中で多様性がないからこういうことをやっているんですよ。女性議員が少なくて、女性議員がいたらこういうことを企画しないですよ、そもそも。女性議員が増えない理由の1つがこういう自民党のカルチャーに入るのがみんな嫌なんですよ。男性ばっかりで、こういうことがいまだに喜ばれるだろうみたいに余興をやっているような文化の中で、ここに女性議員が立候補したいって思いますかね」とした。

 そして、「票ハラスメントという言葉があるくらい女性の議員たちはすごく後援者、支持者からのハラスメント、党内でのハラスメントにも苦しんでいて、いまだにお酌を強要されたり、触られたりということがある」と言い、「そういうのをなくしていかないと、女性議員が増えない。女性議員が増えないから、自民党の中に多様性がない。多様性がないから、こういうことがいまだに許されると思ってしまう状況。本当に自民というものが、社会の感覚からズレていることが裏金にもつながっていると思う」と自身の見解を述べた。

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