俳優の仲野太賀(31)が、2026年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に主演することが12日、発表された。豊臣秀吉を支えた弟の豊臣秀長役を演じる。この日、同局で行われた会見では「太賀が大河。シャレになって申し訳ない」と笑顔を見せた。
脚本を担当するのはTBSの「半沢直樹」や「下町ロケット」、NHK連続テレビ小説「おちょやん」などで知られる八津弘幸氏。「戦国時代のど真ん中の直球。今は実際の世の中に悲しいこともある中、描き方に難しさもある」と印象を語った。八津氏の作品は、視聴者の想像を裏切る逆転劇が魅力の一つ。「決まっている史実を描くのはチャレンジ。史実とエンタメをどうせめぎ合わせられるのか。そこが課題」と試行錯誤している様子をうかがわせた。