玉川徹氏　白タク疑いで中国籍の男逮捕に「ライドシェア…裏にどういう意図、思いが当局にあるのか」

2024年03月13日 09:09

芸能

玉川徹氏　白タク疑いで中国籍の男逮捕に「ライドシェア…裏にどういう意図、思いが当局にあるのか」 — 東京・六本木のテレビ朝日社屋 Photo By スポニチ

　元テレビ朝日社員の玉川徹氏が13日、コメンテーターを務める同局「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜前8・00）に出演。台湾からの観光客を相手に無許可でタクシー営業（白タク行為）をしたとして、警視庁交通捜査課が道路運送法違反などの疑いで中国籍の男（36）を逮捕したことに言及した。

　逮捕容疑は今年2月8日、神奈川県箱根町のホテルから羽田空港まで、台湾からの観光客5人を自家用車に乗せ、代金として約4万円を受け取ったなどの疑い。男は「生活費のためにやった」と容疑を認めている。警視庁は、昨年10月以降、約240万円を売り上げたとみている。

　交通捜査課は2月8日に羽田空港で白タク行為の取り締まりをしており、第3ターミナルで5人を降ろした容疑者を職務質問。運転免許証を預かった直後に逃走したため、捜査していた。容疑者はその後、神奈川県警の運転免許センターで免許証を紛失したとして再交付を受けており、免許を不正に取得した道交法違反容疑でも逮捕された。

　玉川徹氏は「もちろん法律違反なので、取り締まりするのは当然だと思う一方で、今ライドシェアを解禁しないといけないくらいになってきているということで、ちょっと（今回の逮捕の問題と）近い部分がある。要するにタクシー会社以外にも運転してもらわないと、ちょっとやっていけないという。地方は特にそうなんだけど、そういう背景がある中で白タクの取り締まりを強化してメディアが取材できるような形にしている裏にどういう意図、思いが当局にあるのか」と言い、「対中国だから取り締まるということなのか、それとも当局を認めるところ以外のライドシェアは認めないんだよということなのか。一体どういう背景があって、これがニュースとして挙げてきたかに僕は関心がある」と自身の考えを述べた。