尾上菊之助、片岡愛之助 歌舞伎座2カ月連続共演 菊之助はプレッシャー? 「毛穴から上方の匂い」

2024年03月13日 17:20

芸能

尾上菊之助、片岡愛之助 歌舞伎座2カ月連続共演 菊之助はプレッシャー? 「毛穴から上方の匂い」
取材に応じた(左から)片岡愛之助、尾上菊之助 Photo By スポニチ
 歌舞伎俳優の尾上菊之助(46)と片岡愛之助(52)が13日、東京都中央区の歌舞伎座「木挽町ホール」で「三月大歌舞伎・四月大歌舞伎」の取材会を行った。
 2人は歌舞伎座で2カ月連続の共演。3月の歌舞伎座で昼の部「菅原伝授手習鑑 寺子屋」、夜の部「伊勢音頭恋寝刃」で共演をしている。

 菊之助は「昨年の博多(での共演)以来いろいろなお話しをさせていただいて、もっとご一緒したいと思っていた」と公演前の心境を語った。「これからも、もっといろいろなお芝居で共演したい」とラブコールを送った。

 愛之助は「喜んで。呼ばれたらさっと現れます」と快諾。菊之助の印象について問われると「昔から研究熱心な方だと思っていたが、ご一緒させていただいて、いろいろな方のいろいろなものを今日はこうやってみたいと仰る。日々判を押した芝居ではなく、変化球というのを楽しめる役者さんは素晴らしい」と絶賛し、共演の楽しみを語った。

 4月2日から歌舞伎座で行われる「四月大歌舞伎」では上方を舞台にした演目「夏祭浪花鑑」での共演も控える。菊之助は12日に授賞式が行われた芸術選奨で、愛之助が文部科学大臣賞を受賞したことに触れた。本作の団七が受賞理由に入っており「毛穴の一つ一つから大坂の匂いが噴き出すように演じ」という表現があることに注目。「その団七に向かっていくかなりのプレッシャーがあった」と語った。

 愛之助自身が本演目を歌舞伎座で演じるのは初めてで、上演への感謝を示した。「昨日いただいた文部科学大臣賞の受賞理由に夏祭りの団七が入っておりまして、こんなに早く文部科学大臣賞を先に取られた先輩の菊之助さんとご一緒させていただく。こんなにありがたいことはない」と語り、笑顔を見せた。四月大歌舞伎は同所で4月26日まで。

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