flumpool山村隆太 「素人が出て良いのか」葛藤も 初映画出演の決め手は“過去の自分”

2024年06月01日 16:00

芸能

flumpool山村隆太 「素人が出て良いのか」葛藤も 初映画出演の決め手は“過去の自分”
<映画「風の奏の君へ」完成披露上映会>初映画出演を果たした山村隆太(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 ロックバンド「flumpool」の山村隆太(39)が1日、都内で行われた映画「風の奏の君へ」(監督大谷健太郎、6月7日公開)完成披露上映会に出席し、俳優としての決意を示した。本作が初の映画出演となる。
 岡山県美作市出身の作家・あさのあつこの小説を原案に制作された本作。お茶の名産地である美作地域を舞台に、この地を訪れたピアニストの青江里香(松下奈緒)と、茶葉屋を営む姉弟の物語を描く。

 初めて映画イベントに出席した山村は「映画館は普通座ってみるもので、立って観客席を見るのは初めて。本当に不思議な感じ」と照れ笑い。「そんないいんですよ、拍手頂かなくても!」と観客からの拍手を誘い、「関西人なんで」とおちゃらけで笑いを誘う場面も。

 「すみません。長々と話してしまいました!慣れてないもので!」と初の舞台に立った喜びをかみしめた。

 里香のかつての恋人・真中淳也を演じた山村は、初映画出演に「素人が出て良いのか」と不安もあったと告白。夢を諦めそうになる役に「(役が)“自分だな”」と思ったという。「バンドを辞めなければいけないかも」と、活動休止した過去の自分と役柄が重なり、出演の決め手になったと明かした。

 演じる上で役に「気持ちを込めて、自分の人生を懸けて演じさせてもらった」と胸を張り、「“人と人がぶつかったり、寄り添ったりすることは決して怖いことじゃない”ということを伝えてくれる映画」とアピールした。

 「flumpool」のボーカルとして、NHK紅白歌合戦にも3度出場、国内外でも単独公演を行うなどアーティストとして活躍。俳優としても大きな経験値を積んでいる。

 山村は、本作主題歌「いきづくfeat.Nao Matsushita」を作詞し、松下とのデュエットも実現した。

 この日、共演の松下、杉野遥亮、池上季実子、大谷監督も登壇した。

おすすめテーマ

2024年06月01日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム