落語家の月亭八光(47)と、お笑いコンビ「藤崎マーケット」の田崎佑一(43)とトキ(39)らが31日、大阪・難波のYES―THEATERで行われたシンポジウム「地球温暖化ってなあに?テレビで活躍するお天気キャスターと学ぼう!」に出演。田崎は「ここ10年の取り組みが1000年後の地球の気候に大きな影響を与える、という話はすごく意識が変わった」と感銘を受けた。
大阪市内の各地で行われたイベント「Warai Mirai Fes 2024~Road to EXPO 2025~」の一環で、笑いや音楽などさまざまな文化的プログラムを通じて、若い世代を中心に未来について楽しく考えてもらおうというイベント。同シンポジウムは地球温暖化がテーマで、関西各局での気象情報を担当する気象予報士らが、2100年の未来からの天気予報を届けるという映像からスタートした。ABCテレビ「おはよう朝日です」の正木明キャスター(63)や、カンテレの情報番組で活躍する片平敦キャスター(43)らが「本日も全国各所で40度を大きく超えています」「熱中症での死者が1万人を超えました」などというショッキングな“未来予想図”を紹介した。
八光は「地球温暖化について大変なのはわかっているけど、今さら何もできることはないと思っていたが、今からでも実行に移すことは色々あると知ることができた」と、シンポジウムに参加した意義を強調。田崎は特にペーパーレスに反応し「今回のイベントを通じて紙ベースの台本がないので、スタッフの言うことをむちゃくちゃ聞いた。今後は芸人の集中力が高まるはず」と、地球環境への意識は仕事にも有益であることを実感していた。