トータス松本 自身のラジオ番組生出演で謝罪 「コロナ雇調金不正受給」巡る問題で「心底反省しています」

2024年06月01日 14:03

芸能

トータス松本 自身のラジオ番組生出演で謝罪 「コロナ雇調金不正受給」巡る問題で「心底反省しています」
トータス松本 Photo By スポニチ
 ウルフルズのトータス松本(57)が2日、DJを務めるFM COCOLO「Got You OSAKA」に生出演。代表取締役を務めていたアパレル会社がコロナ下に「雇用調整助成金」を不正受給していたことを謝罪した。
 番組冒頭、「こんにちはトータス松本です。この度は週刊誌による僕の報道に関して、皆様にはご心配をおかけして本当にすみません」と謝罪。続けて「また、関係者の皆様には大変なご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。事態を重く受け止めて、心底、反省しています」と語った。「そして皆様から、これまでと変わりなく、また熱い応援をもらえるよう気を引き締めて頑張っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします」と呼びかけた。

 さらにオープニング曲を挟み、「いつものように底抜けに明るくとはいかないかもしれませんが」とした上で「この時間は僕にとっても皆さんとのコミュニケーションできる大切な時間であります」と説明。「今日もしっかりお送りしていきたいと思っています」とし「2時間どうぞよろしくお願いします」と語った。

 5月29日に配信された「文春オンライン」や、5月30日発売の「週刊文春」によると、トータスは義父と共にアパレル販売を手がける「株式会社アサクラ」の代表取締役を務めていた。同社ではコロナ下に、社員が働いていたにもかかわらず出勤のスケジュールを調整し、国から助成金をもらっていたと報じられた。昨年、労働局の調査が入り不正が判明。会社は受け取った助成金や違約金などを合わせて1億数千万円を返還したという。トータスの所属事務所は、公式サイトで「(トータスは)事実を全く認識しておりませんでした」と説明。「本件報道の内容をトータスも重く受け止め、責任を痛感しており、信頼回復に努めてまいります」と報告し謝罪。併せてトータスがアサクラ社の代表取締役を辞任したことも伝えた。

 ▽新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金の特例措置 新型コロナにより事業活動の縮小を余儀なくされた事業主が、雇用の維持を図るために要した費用(休業、教育訓練、出向など)を助成する制度。この場合、中小企業は負担額の5分の4、大企業は3分の2が助成される。売上高が最近3カ月の月平均が前年同期に比べて10%以上減少している、などが条件。

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