タモリ ジャズに出合ったきっかけ「これだ!俺が一番肌に合う音楽はって思ったの」

2024年06月01日 21:46

芸能

タモリ ジャズに出合ったきっかけ「これだ!俺が一番肌に合う音楽はって思ったの」
タモリ Photo By スポニチ
 タレントのタモリ(78)が、1日放送の同局系「タモリステーション」(後8・54)に出演し、ジャズとの出合いについて語った。
 番組では「インバウンド最前線~日本の観光底力から」と題し、外国人観光客に人気の岩手県盛岡市を、森山みなみアナウンサー、ニューヨーク・タイムズに盛岡の魅力を寄稿したクレイグ・モド氏とともに回った。

 現地で外国人観光客に人気だったのは、意外にも純喫茶。ニューヨーク・タイムズ紙の記事を見て、多くの旅行者が訪れているという。店で聴けるのは、本場のジャズのLPレコード。タモリは「ジャズと言えばアメリカが本場ですけど、日本のジャズ喫茶に興味があるんですかね」と驚いていた。

 早大時代はモダンジャズ研究会に在籍するほど、ジャズに傾倒していたタモリ。「僕らの若いころは、LPレコードの値段が結構高くて、変えないんですよ。いろんなのが。だからコーヒー1杯でいろんなレコードを聴くジャズ喫茶というのがあった。だいたいが貧しいがゆえにできた“制度”だったんですよね」と振り返った。

 店内には、1958年に発表されたジャズの名曲「モーニン」が流れた。タモリにとっては、ジャズに目覚めた大切な1曲だという。「近所の後輩の家に行って、アート・ブレイキー、ジャズ・メッセンジャーズの『モーニン』を聴いたの。何をやってるのか分からない。でも真剣に聴かなきゃならない」。そう感じたタモリは、後輩からレコードを借りて帰ったという。「真剣に聴いて、いっぺん聴き終わった時に、今でも思い出しますけど、“これだ!俺が一番肌に合う音楽は”って思ったの」と、若き日の衝撃を思い返していた。

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