“ヒット作多数”大手ドラマ制作会社に損害賠償を請求…イ・ジョンジェが筆頭株主の企業が訴訟へ

2024年06月10日 17:30

写真=マイデイリー DB
俳優のイ・ジョンジェが筆頭株主であるArtist Unitedが、ドラマ制作会社のレモンレインのキム・ドンレ代表を相手取って損害賠償請求訴訟を提起し、7日に臨時株主総会の召集許可を申請した。これにキム・ドンレ代表が立場を明かした。

キム・ドンレ代表は10日「レモンレインがイ・ジョンジェさんが筆頭株主を務めるArtist Unitedと手を組むことになったのは、彼のネットワークと資本力をもとに、レモンレインがグローバル進出を夢見ることができると信じたからだ。Artist Unitedも具体的な方案を提示するなど、当社を説得した」とし、「代表として支配権プレミアムに筆頭株主の地位を諦めるという大きな決心をする過程で、その代価として株式や経済的利益を得たことは一つもない」と強調した。

続けて「Artist Unitedが投資前に議論した内容とは異なり、『現在、当社の資金を使って取引中止状態のエンターテインメント上場会社を引き受けるための作業を進めている』という話を聞いた。投資者のイ・ジョンジェさんは、これまで一度も当社に訪れたことがなかったし、未来の経営に関する具体的なビジョンを提示したこともなかった。これに、私を含む現在の経営陣は、当社の本業とは関係ない、上場会社の買収は受け入れることができないという立場を伝えた。その後、私たちがもらった返信は、代表取締役及び社名の変更、理事会全員の辞任および交替、定款変更の案件で臨時株主総会を行いなさい、という一方的な通知だった」と主張した。

そして「イ・ジョンジェさんをはじめとする投資者たちは、今からでも不当な試みは止めて、当社の成長と発展のため合理的かつ真剣に話し合いたいと思う。そうしない限り、私たちは圧迫や攻撃にも妥協したり屈せず、すべてをかけて対応するしかない。これまで誠実に育ててきた会社が潰れることなく、さらに良質のコンテンツを制作する企業として成長することができるよう、たくさんの支持と声援を心から願う」と付け加えた。

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