専大落研所属「鯖のTシャツ」が優勝 10年ぶり開催、大学生お笑いコンテスト「笑学祭2024」 

2024年06月10日 21:47

芸能

専大落研所属「鯖のTシャツ」が優勝 10年ぶり開催、大学生お笑いコンテスト「笑学祭2024」 
<笑学祭2024>トロフィーと賞金を手に喜ぶ「鯖のTシャツ」(左から)貫洞伊織さん、大矢東吾さん Photo By スポニチ
 「ワタナベエンターテイメント」が大学生を対象にしたお笑いコンテスト「笑学祭2024」の決勝戦が10日、東京・杉並の「座・高円寺」で行われた。10年ぶりの復活開催で、決勝には10組が参加。専修大の「落語研究会お笑い企画STRIP GUN CLUB」に所属するコンビ「鯖のTシャツ」が優勝。全530組の頂点に立った。
 3組によるファイナルラウンドには「筑波大学お笑い集団DONPAPA」に所属する「乙女ブレンド」「ミックストマトジュース」と鯖のTシャツが進出した。出番順は鯖のTシャツ、ミックストマトジュース、乙女ブレンドの順番となった。

 乙女ブレンドとミックストマトジュースの両組に所属する阿曽沼祐人さんは連続での出番となり、コントでの女装姿から漫才のスーツへと早着替え。両組で全く違うネタのキャラを演じ切った。

 そんな愛嬌のある姿に決勝の審査員を務めた「ゼンモンキー」の荻野将太朗(27)は「阿曽沼くんは他人とは思えない」とコメント。表彰式では似た見た目の2人で並び立つことで会場の笑いを誘った。

 記憶喪失のボクサーをテーマにしたコントで優勝した鯖のTシャツの2人は現在大学4年生。早大に通う大矢東吾さんは現在就活中で12日に第1志望企業の最終面接が控える。相方の貫洞伊織さんも公務員を目指し就活中だ。バイトができていなかったといい、2人とも賞金30万円獲得を大いに喜んだ。

 賞金の使い道については大矢さんは「旅行先のシンガポールのカジノで負った12万円の借金を返して、あとは寿司に2回行きます」と思いをはせた。一方の貫洞さんは「一旦使いません。口座に入れます」と堅実な使い道を示した。

 現役の大学生であれば、誰でも参加できる今大会。エントリー制限は設けておらず、1人2ユニットまで参加することが可能となっている。

 優勝賞金は30万円で「ワタナベお笑いNo・1決定戦」にエキシビション出演することができる。決勝審査員は演出家の藪木健太郎氏(53)や「キングオブコント2018」優勝の「ハナコ」秋山寛貴(32)らが務めた。MCは「ラパルフェ」が務めた。

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