水谷隼氏 覚悟を決め中学2年で単身ドイツへ「全部捨てなきゃだめだなと思いました」

2024年06月10日 16:03

芸能

水谷隼氏 覚悟を決め中学2年で単身ドイツへ「全部捨てなきゃだめだなと思いました」
水谷隼氏 Photo By スポニチ
 東京五輪卓球混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(35)が10日放送のTBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。中学2年生から5年間をドイツで過ごし、卓球に打ち込んだ日々を振り返った。
 「プロと同じ。朝から晩まで練習してっていう生活。中2からは全く学校に行けていないので、勉強と卓球の2択になったとき、卓球に振り切った」と中学生ながらに卓球に人生をかける決断をしたと告白。パーソナリティーの「パンサー」向井慧から「“怖さ”は考えたことなかったですか?」と質問されると、「ドイツ行ったときに、全部捨てなきゃだめだなと思いました」とアスリートとしての覚悟を決めた瞬間があったと語った。

 再び向井から「中2の時に、自分、今かっこいいことしてるなっていう(気持ちはあったか)」と尋ねられると、「思わなきゃやってられない。失敗なんて考えて…普通の生活から離れちゃって、今さら学校に戻っても何もわからないし、友達もいないし。ネガティブなことを考えたら怖くなっちゃって」と語り、不安だらけだった過去を回顧。16歳で疲労骨折を経験し、全治1年半と診断されると、さらに不安が爆発。ケガの最中でも練習を続け、「世界卓球も骨折したまま出た。最初の世界卓球の団体戦で、全敗で…めちゃくちゃ不名誉な記録を樹立した立役者になりました」と苦笑しながら回想した。

 「でも、ケガした瞬間ってちょっと嬉しかったんです。練習もめちゃくちゃ厳しくて、休みたかっんで」とぶっちゃけ。全治1年半の診断にはさすがに戸惑ったというが、復帰後は成績が急上昇。その理由を「うずうずしてたのがずっとあったんで、やりたくてやりたくてしょうがない、毎日楽しいんです。ケガってしないとわからない」と分析した。

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