「良いが悪い、ドンジェ」イ・ジュニョク、パク・ソンウンの提案を拒否【ネタバレあり】

2024年10月18日 20:30

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=TVINGオリジナルシリーズ「良いが悪い、ドンジェ」放送画面キャプチャー
「良いが悪い、ドンジェ」で、イ・ジュニョクが本音から鋭い取り調べまで、リアルに再現する名演技で視聴者を魅了した。

韓国で17日に公開されたTVINGオリジナルシリーズ「良いが悪い、ドンジェ」で、ソ・ドンジェ(イ・ジュニョク)は過去にナム・ワンソン(パク・ソンウン)から受け取った土地を処分するため奮闘した。

彼はビルのオーナーになろうかとしばらく揺らいだが、気を引き締め、ナム・ワンソンの手から抜け出す方法を模索した。そんな中、彼は高校生銃器殺人事件を任された。殺害現場で見た遺体は、ドンジェと顔見知りの生徒だった。衝撃に陥ったドンジェは、さらに事件に没頭した。

事件の有力な容疑者は、ドンジェの弱点を握っているナム・ワンスンの息子だった。ドンジェに自身の息子を解放すれば、土地はなかったことにしてやるというナム・ワンソンからの提案があったが、ドンジェは自身の道を選んだ。容疑者がナム・ワンソンの息子だという事実が、今のドンジェには重要ではなくなったのだ。

ドンジェの変化は、彼の心の声から伝わってきた。動揺する中、より良い道を選んでいく彼こそ「良いが悪い、ドンジェ」そのものの主人公として視聴者の没入感を最大化した。

ドンジェが動揺する時、彼をしっかり捕まえたのもまさに彼自身だった。「違う」という本音が聞こえるたびに視聴者は笑い、彼が選択する良い道を応援した。

スポンサー検事だっただけに、主人公ドンジェに向けられた疑いを全部払拭することはできないが、自ら気を引き締める彼を見ていると、いつの間にか信頼するようになる。仕事が上手なソ・ドンジェを見ていると、いつのまにか彼と事件に没頭することになる。西部地検刑事3部出身らしく、上手な取り調べや捜査で殺人事件の新しい局面まで入り込んだ仕事上手なソ・ドンジェの鋭い目が、視聴者から好評を博した。

イ・ジュニョクはソ・ドンジェそのものとして、ドラマの中で大活躍している。選択の岐路に立ったドンジェの悩みや葛藤をコミカルかつ現実的に描くことはもちろん、彼の声を通じて聞こえてくる彼の本音は、彼に共感し、理解するようにした。ソ・ドンジェの視点でドラマについていき、眺めさせ、次第に事件に没頭していくソ・ドンジェのように視聴者を事件に没頭させた。

事件が始まれば現れる「鋭いソ・ドンジェ」のベテラン検事としての姿は、イ・ジュニョクの熱演で完成した。

相手の心を見抜く鋭い目と次第に強く追い詰め、圧力をかけるセリフの強弱調整まで、間髪入れず吐き出す台詞に重く、強烈なエネルギーをそのまま盛り込んだ彼の圧倒的な演技は、ジャンルの妙味を生かすとともに緊張感を高めた。本業が上手な俳優と劇中人物が相乗効果を発揮して完成度を高め、視聴者の満足度も大きく上昇した。

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