林家木久扇 自身の結婚式を途中で抜け出した切実な理由 帰ってくると…「みんなカンカンに怒って」

2024年10月18日 21:55

芸能

林家木久扇 自身の結婚式を途中で抜け出した切実な理由 帰ってくると…「みんなカンカンに怒って」
林家木久扇 Photo By スポニチ
 落語家の林家木久扇(86)が、17日深夜放送のフジテレビ系「私のバカせまい史」(深夜0・55)に出演し、人生の晴れ舞台での苦い経験を語った。
 木久扇は今年3月で、55年間出演を続けた日本テレビ系「笑点」の大喜利メンバーを卒業。番組では、木久扇の副業の歴史を紹介した。

 脱サラして漫画家を経て、60年に落語家に入門するという、珍しい経歴を持つ木久扇。幼少期から金稼ぎが大好きで、61年ごろから掃除のご褒美でもらった缶ビールを金に換えたり、67年ごろからはその話術を活かして結婚式の司会をするようになったという。

 司会のギャラは3~5万円と高額。副業にも力を注ぐようになった木久扇だったが、ある時、想定外の事態が。自分自身の結婚式と、副業で頼まれていた別の結婚式の司会がかぶってしまったという。「しかし、自分の結婚式は東京会館で、引き受けた結婚式の司会は帝国ホテル。11時から両方始まる」。完全なダブルブッキングだった。

 木久扇の式場は東京会館で、司会を務める式場は帝国ホテル。ともに東京・日比谷で、近距離だったのが不幸中の幸いだったようだ。「自分の結婚式の披露宴は、乾杯まではいて、それから歓談になるでしょう?その間に帝国ホテルに行って」。器用にやりくりしたといい、「(皇居の)堀っぺしを走りました。紋付きはかまで」とも明かした。

 司会を務めた式は、滞りなく終了した。「向こうの結婚披露宴は無事に終わって、エンディングで、さあ、急げって」。しかし、いざ自分の式に戻ってみると、驚きの光景が広がっていたという。「みんな帰っちゃって、お嫁さんとうちのおふくろが待っていて。“お父さん、どこに行ってたの?みんなカンカンに怒って帰っちゃったわよ”って」と苦笑いした。

 聞き手の「霜降り明星」せいやが「まさに落語みたいな」と驚くと、木久扇は「本当なんですよ。本当にやっちゃった」と回想。MCのバカリズムは「『こち亀(こちら葛飾区亀有公園前派出所)』の両さんみたいですね。強引に金もうけにつなげる感じが。漫画みたいですよね」と笑っていた。

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