泉房穂氏 石破内閣の衝撃支持率を分析「古い政治に気を遣った結果」「国民から応援もらえる形に」

2024年10月18日 19:47

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泉房穂氏 石破内閣の衝撃支持率を分析「古い政治に気を遣った結果」「国民から応援もらえる形に」
泉房穂氏 Photo By スポニチ
 元兵庫県明石市長で弁護士の泉房穂氏が18日、BSNラジオなどで放送された「泉房穂の情熱ラジオ」(後7・00)に生出演し、石破茂内閣の支持率について自身の意見を語った。
 時事通信が11~14日に実施した10月の世論調査で、石破内閣発足後初の支持率が28%だったことが分かった。発足時としては、2000年以降の歴代内閣で最低を更新した。

 発足したばかりとは思えない、危険水域な数字。泉氏は「これはびっくりしましたね。これまでもたいてい、新しい総理が誕生すると、俗に“ご祝儀相場”と言いますけど、お祝いを兼ねて少し高めに出ることがあるんですけど、今回の28%は歴代内閣の最低ですから」と、驚きを口にした。

 また過去の内閣の発足当初の支持率と比較。「岸田内閣も(40・3%で)高くはなかったけど、その前の菅内閣が51・2%、2度目の安倍内閣が54%ですから。多くは5割を超えていますし、もっと高い場合もありますから、ここまで3割を切るというのは大変珍しいことで」と続けた。

 泉氏個人としては「石破総理に関しては、今も期待を持っています」という。「もともとの期待も強くて、国民の方を向いて、ちゃんと政策、言葉を語る政治家、地方を大事にする政治家、この2つ」。しかし、衆院の早期解散など、自民党総裁選時の主張とは真逆の行動で、国民の大きな不信を買った。泉氏も「意外と急に方針転換というか、どっち向いているの?とか、もったいたなかったかなと思いますけどね」と指摘した。

 今回の世論調査の結果について、泉氏は「前向きにとらえた方がいい」とし、「国民の人気が高かった石破さんなのに、石破カラーを出さずに永田町の古い政治に気を遣った結果」と分析。「こういう支持率なのであれば、逆にこの後、あらためて国民の方を向き直して、国民が望むような政策、国民に語りかける政治をすればいいと思うので、支持率というのは、一喜一憂するものではなくて、踏まえた上で、方針を戻せばいいと思う」と、方向の再転換を期待した。

 また「石破さんに関しては、国民の方を向いた政治家であって欲しいと思う」と、あらためて願いを口に。「国民から応援をもらえるような形にもう1回、戻してほしい。手のひら返しと言われていますから、もう1回戻したらええ」と訴えていた。

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