オリ大爆発!紅林が18試合連続安打で火付け 宗から豪華賞品決定!? 正尚超えたら「LINEしたい」

2023年07月10日 05:03

野球

オリ大爆発!紅林が18試合連続安打で火付け 宗から豪華賞品決定!? 正尚超えたら「LINEしたい」
<オ・西>ドラクエコラボのスライムを持ち、ポーズを決める紅林(左)とセデーニョ(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス11-5西武 ( 2023年7月9日    京セラD )】 オリックス打線が今季最多11得点の大爆発。1点劣勢の3回には打者11人で6安打、今季最多1イニング7得点の猛攻を浴びせて今季最多3万4851人の大観衆を喜ばせた。
 火付け役は高卒4年目の3番・紅林だ。1死一、二塁から松本の低めのカーブを捉え、右中間を深々と破る逆転の三塁打。連続試合安打を自己最長の18に伸ばし、お立ち台で「最高でーす!」と雄叫びを上げた。

 ルーティーンが生きた。紅林は試合前に必ずティー打撃の球を4~5球、空振りする。球の下にバットを通し「目をいい意味でだますトレーニング」だという。2軍スタートとなった今季の春先に高橋2軍打撃コーチから教わり「球を上げにいくのではなく、球の下を振って、普通に振ったら打球が上がる感じになるようにやっている」と現在も継続している。

 初回1死一塁の第1打席では同じカーブを捉えて二直に倒れたが、球の下を通すイメージを体が思い出し、続く3回の打席では角度をつけてはじき返した。

 連続試合安打を継続するモチベーションも増えた。8日の西武戦の試合前、21年に16試合連続安打を記録している宗から「打って俺を超えたら何か買ってやるよ」と提案された。豪快な6号2ランでノルマを達成したが、今後は記録を伸ばすたびに賞品が豪華になる可能性もあるという。

 「意識してないと言っているけど、正直、めっちゃ意識していている。(吉田)正尚さん(レッドソックス)が24試合ぐらいだったので、LINEしたいなと思う」

 いたずらっぽく笑った21歳の活躍でチームは連勝。4日以来の首位に返り咲いた。 (中澤 智晴)

【データ】
 ○…紅林(オ)が3回、逆転の右中間2点三塁打。6月14日の阪神戦から継続中の連続試合安打を18試合に更新した。区切りの20試合に到達すれば、チームでは20年吉田正が8~9月にかけて24試合連続で記録して以来。球団最長は阪急時代の71年、長池徳二の32試合でパ・リーグ記録。主な選手では77年福本豊の30試合、94年に2度記録したイチローの23試合がある。

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