「ピッチクロック」導入可否検討 オーナー側からNPB側に指示

2023年07月10日 17:24

野球

「ピッチクロック」導入可否検討 オーナー側からNPB側に指示
西武・後藤オーナー Photo By スポニチ
 プロ野球のオーナー会議が10日、都内で開催され、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」の導入の可否も含めた検討に入るよう、オーナー側からNPB側に指示した。
 議長を務めた西武・後藤高志オーナーは「時間短縮のメリットは私個人としては、メリットと考えている。野球のファンではない方は試合時間の長さがネックになっているのは間違いない。試合時間を短くするのはプロ野球界としてやっていくべき」との考えを示した。

 大リーグで今季から導入され、試合時間短縮に成功。3年後の26年第6回WBCでも導入が確実視されており、来季以降を視野に運用を模索していく。

 NPBは長年スピードアップを掲げている。16年に時間短縮に最も貢献した選手に贈られる「スピードアップ賞」を設立。18年に導入した申告敬遠もその一環だ。「ピッチクロック」は大リーグで一定の成果が出ており、選手の好意的な意見も多く、開幕前のファンの批判的な声も激減している。

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