「大阪桐蔭を封じた男」奈良商工・貝辻が4回完全投球!「打倒・奈良2強」へ春8強校が名乗り

2023年07月10日 11:05

野球

「大阪桐蔭を封じた男」奈良商工・貝辻が4回完全投球!「打倒・奈良2強」へ春8強校が名乗り
<奈良商工・榛生昇陽、宇陀>先発して4回無安打に抑えた貝辻(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権奈良大会・2回戦   奈良商工16―0榛生昇陽・宇陀 ( 2023年7月10日    佐藤薬品スタジアム )】 春の奈良大会で8強入りした奈良商工が榛生昇陽・宇陀を16―0と5回コールドで下した。
 「5番・投手」で先発した貝辻奏凪(そうな・3年)が快勝に導いた。投げては全球直球で4回完全投球。打っては、初回に2点を先制して、なおも1死三塁で右翼線への適時三塁打を放った。

 「しっかりと指にかかった球を投げられました。中野先生から“直球中心で押していこう”と言われていたので、全て直球を投げました」

 最速130キロ台後半を計測する直球が武器の右腕。今月上旬に臨んだ大阪桐蔭(大阪)との練習試合では、主力がならんだ相手打線を5回まで無失点に封じる力投を見せた。その練習試合では6回に失点したものの、「三振を多く取れましたし、自信になりました」と手応えをつかんだ直球で押し込んだ。

 監督として35度目の夏を迎えた61歳の中野俊彦監督は「これまで指導してきた中でも指折りの面白いチーム」と期待を込める。智弁学園と天理の「奈良2強」に立ち向かうべく、好発進を決めた。

おすすめテーマ

2023年07月10日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム