大和広陵 秋春4強・橿原を撃破「春は体力が…」7回コールドで春のリベンジ成功

2023年07月10日 15:26

野球

大和広陵 秋春4強・橿原を撃破「春は体力が…」7回コールドで春のリベンジ成功
<大和広陵・橿原>勝利の瞬間にガッツポーズして喜ぶ大和広陵バッテリー(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権奈良大会・2回戦   大和広陵8―1橿原 ( 2023年7月10日    佐藤薬品スタジアム )】 大和広陵が秋春ともに奈良大会4強のシード校・橿原を8―1の7回コールドで下した。
 背番号1の横手投げ右腕・小川拓斗(3年)が相手打線を翻弄(ほんろう)した。初回に1安打1四球を許して先制点を献上するも、2回以降は2安打無失点と修正。「初回は変化球が浮いて苦しんだけど“浮いてもいいので思い切って投げてこい”と言われた。スライダーでカウントを取れたのが良かった」と胸を張った。

 春季大会でも初戦で橿原と対戦し、タイブレークの延長10回にサヨナラ負けを喫した。小川は、その一戦で無失点で迎えた7回に6失点と崩れて降板。「7回で体力が落ちたことを反省して、走り込みや体幹トレーニングをしてきた」と体力強化して夏に備えてきた。そして雪辱を期した晴れ舞台で、鬼門の7回を三者凡退に抑えてコールド勝ちを決めた。

 同校は1985年春、2013年春と過去2度甲子園に出場。「優勝して甲子園に行くことが目標です」と変則右腕が同校初となる夏の甲子園出場を誓った。

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