東海大相模 苦しみながらも初戦突破 0-4から逆転勝ち 2年生捕手・木村が決勝打

2023年07月10日 14:24

野球

東海大相模 苦しみながらも初戦突破 0-4から逆転勝ち 2年生捕手・木村が決勝打
<東海大相模・湘南学院>8回に勝ち越しの2点二塁打を放った東海大相模の木村(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権 神奈川大会・2回戦   東海大相模7-5湘南学院 ( 2023年7月10日    保土ケ谷 )】 19年以来、4年ぶりの夏の甲子園を目指す東海大相模は、5回まで0-4と苦しい展開を強いられたが逆転勝ちで初戦突破した。
 扇の要の2年生がチームを救った。

 5-5の8回2死一、二塁から決勝の2点二塁打を放ったのが「8番・捕手」の木村海達捕手(2年)。打ち取られたかと思われたが、執念で左中間へ落とし「チャンスをくれた仲間に感謝し、絶対につなぐという思いで打った」とひかえめに喜んだ。

 試合は2回に一挙4点を奪われると、相手先発の藤枝幸祐投手(3年)のカーブを捉えられず5回まで無得点。しかし、6回に松本ジョセフ内野手(3年)が中越え2ランで反撃の口火を切ると、7回にも3点を奪って逆転。直後に追い付かれたが、最後は木村が試合を決めた。

 目標はあくまでも甲子園。捕手でもある木村は、「自分が打てなくても、粘り強くピッチャーを引っ張りたい」と気持ちを引き締め直した。(村井 樹)

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