巨人・岡本和 本塁打王争い6本差独走!「鬼門の7月」量産なるか?

2023年07月10日 05:30

野球

巨人・岡本和 本塁打王争い6本差独走!「鬼門の7月」量産なるか?
巨人・岡本和 Photo By スポニチ
 【Weekly Data展望】巨人の岡本和は10日現在、リーグ最多の20本塁打。2位の牧(D=14本)に6本差をつけている。これまでセ・リーグで前半戦終了時に2位と6本差以上の1位は、昨年の村上(ヤ=12本差)まで10人(16度)。巨人では王貞治(6度)、06年李スンヨプといて、岡本和が球宴直前までキープすればチーム3人目になる。過去に6本以上の差をつけながら本塁打王を逃したのは、前記李承(火ヘンに華)と、16年山田(ヤ)の2人。両者とも2位とは7本差で、8本差以上なら全て本塁打王を獲得。岡本和は前半戦の残り6試合で安全圏まで広げられるか。
 ただし、通算185本塁打の月別本塁打を出すと、7月は21本と4~9月の各月では最少。本塁打1本に要する本塁打率も18・9と最も低い。昨年の7月は18試合、79打席でわずか1本止まり。鬼門の月と言っていいだろう。それでも今季は今月7試合で2本塁打。過去に8月は31本塁打(本塁打率14・6)、9月も28本塁打(同15・1)と得意にしており、期待は膨らむ。前半戦を最多本塁打で折り返せば、21年以来自身2度目。前回は2位村上(ヤ=26本)に1本差の27本を放ち、最終39本塁打で同選手と本塁打王を分け合った。今季は、独り旅のタイトル獲得となるか。(記録課・宮入 徹)

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