カブス・鈴木誠也 完全男から154打席ぶり一発! そして決勝犠飛 6試合連続安打で前半戦折り返す

2023年07月10日 05:55

野球

カブス・鈴木誠也 完全男から154打席ぶり一発! そして決勝犠飛 6試合連続安打で前半戦折り返す
鈴木誠也(AP) Photo By AP
 【インターリーグ   カブス7-4ヤンキース ( 2023年7月9日    ニューヨーク )】 カブスの鈴木誠也外野手(28)が9日(日本時間10日)、敵地でのヤンキース戦に「4番・右翼」で先発出場。0-1の5回無死、左翼へ同点の7号ソロ本塁打を放った。
 5月23日(同24日)のメッツ戦で中越え6号ソロを放って以来、出場36試合、154打席ぶりとなる待望のアーチ。持ち味の長打力を発揮できていなかったが、ようやくお目覚めの一撃となった。連続試合安打も「6」となった。

 ヤンキースの先発は6月28日のアスレチックス戦で11年ぶり、MLB史上24人目の完全試合を達成したドミンゴ・ヘルマンだったが、その完全男の球を完璧に捉えた。2回の第1打席は2球目のカーブを引っ掛けて三ゴロ。しかし、次打席でしっかりと修正した。81・7マイル(約131・5キロ)のカーブをジャストミートするとライナー性の打球は勢いを失うことなく、左翼席へと突き刺さった。打球速度は97・8マイル(約157・4キロ)、飛距離371フィート(約113・1メートル)、打球の角度は27度だった。

 第3打席は一邪飛。4-4の8回、無死満塁で迎えた第4打席はきっちりとライトに犠飛。これが決勝点となり、7-4でヤンキースを下した。鈴木は打率・259、7本塁打、28打点で前半戦を折り返し、オールスター休みに入る。

 鈴木は8日(同9日)のヤンキース戦でも第3打席に左前打。5試合連続安打をマーク。調子は徐々に上がっていた。山あり谷ありの前半戦だったが、カブスのロス監督は「いい月もあれば、悪い月もある。スズキは好調でない時も何とか出塁しようとしてくれるし、守備では素晴らしい仕事をしてくれる。他の選手と同様、好調時はチームを背負ってくれた」と一定の評価を与えている。鈴木はますますカブスを背負っていくはずだ。

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