【甲子園】神村学園・黒木 2番手で8回1失点の好投「自信のある直球使いながら変化球でかわせた」

2023年08月14日 13:26

野球

【甲子園】神村学園・黒木 2番手で8回1失点の好投「自信のある直球使いながら変化球でかわせた」
<市和歌山・神村学園>神村学園2番手の黒木(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   神村学園11―1市和歌山 ( 2023年8月14日    甲子園 )】 大会第9日の第2試合では、4年ぶり6回目出場の神村学園(鹿児島)が11―1で、7年ぶり6回目出場の市和歌山(和歌山)に勝利。17年以来6年ぶりの3回戦進出を果たした。夏の甲子園での2勝は初めて。初回途中からマウンドに上がった左腕・黒木陽琉(3年)は8回を投げて4安打1失点と好投、勝利に貢献した。
 黒木は、甲子園初登板となった先発の左腕・今村拓未(2年)が初回2死満塁としたところで登板し、空振り三振を奪ってピンチを切り抜けた。2回以降は、140キロ台の直球と、鋭いスライダーで市和歌山打線を翻ろう。9回途中まで投げて、8回4安打1失点のロングリリーフを見せた。

 9日の1回戦の立命館宇治(京都)は8点リードの9回2死から登板し、試合を締めていた。

 試合後、黒木は「みんなが打ってくれて投げやすい環境をつくってくれた。本当に打撃陣には、信頼があります」と援護に感謝。「監督からは初回からつくっておけと言われたので、準備はできていました。ピンチで三振を奪えたのがよかった。直球に自信があるんですが、その直球を使いながら変化球でかわせたのがよかったと振り返り、「神村学園は夏のベスト8はないので、次も自分の投球で勝利に導きたい」と誓っていた。

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