【甲子園】北海 9回サヨナラで浜松開誠館下す 終盤に2度追いつき、最後は関が決めた!16強出そろう

2023年08月14日 15:26

野球

【甲子園】北海 9回サヨナラで浜松開誠館下す 終盤に2度追いつき、最後は関が決めた!16強出そろう
<北海・浜松開誠館> 9回、決勝打を放った関(右)を迎える北海ナイン (撮影・須田 麻祐子)  Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   北海3―2浜松開誠館 ( 2023年8月14日    甲子園 )】 北海(南北海道)が2試合連続のサヨナラ勝ちで準優勝した2016年以来7年ぶりの3回戦進出を決めた。08年夏の報徳学園以来15年ぶりとなる2戦連続サヨナラ勝利で南北海道勢の春夏通算甲子園99勝目。これで16強が出そろった。台風接近のため15日は中止が決定。16、17日に3回戦8試合が行われる予定となっている。
 2度追いついて迎えた9回。再び熊谷がマウンドに上がり得点を許さず。その熊谷が先頭で左前打で出塁すると犠打で二塁に。そして関が相手2番手・近藤の7球目140キロの高め直球を振り抜いた。打球はグングン伸びて左翼手を越える。二走・熊谷がガッツポーズで生還し激戦に終止符を打った。

 0―1の7回。北海ベンチが勝負出た。先頭で8番・岡田に代打・幌村を送ると、その幌村が左前打で出塁。続く9番・大石が送りバントも野戦、1番・片岡がバントヒットで無死満塁の大きなチャンスをつくった。

 2番・谷川が三塁方向に叩きつけた打球を三塁手・幌村がジャンピングキャッチでつかみ本塁アウト。3番・熊谷の三塁への強烈なゴロの処理に幌村がもたつく間に三走・大石が同点のホームインも、4番・今北は中飛に打ち取られ1点どまりに終わった。

 投げては岡田が4回に先制を許すも、その後は5回途中から長内がマウンドに上がり、岡田は三塁の守備に就く。7回に岡田が再び投げ、8回は熊谷をマウンドに送ったが、1死から連打を許し1死一、三塁のピントを招くと1死奪ったところでベンチは左打者の4番・本多の場面で再び左腕・長内をマウンドに送る勝負手を打った。しかし、その本多にしぶとく右前に運ばれ勝ち越しを許した。

 直後の8回。先頭の関が中前打で出塁すると、長内の犠打で1死二塁。そして途中出場の小保内が相手先発・広崎の投じた7球目の131キロ低めの直球を中前にはじき返し、二走・関が一気に生還。再び同点に追いつく一打に小保内はガッツポーズで喜びを爆発させた。

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