【甲子園】北海 9回投打でサヨナラ呼んだ熊谷「みんなの笑顔が見れてうれしかった」敗退クラークの分も!

2023年08月14日 16:49

野球

【甲子園】北海 9回投打でサヨナラ呼んだ熊谷「みんなの笑顔が見れてうれしかった」敗退クラークの分も!
<北海・浜松開誠館>9回、北海・関(5)はサヨナラの左越え打、大喜びのナインに迎えられる(左は浜松開誠館・近藤)(撮影・井垣 忠夫) Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   北海3―2浜松開誠館 ( 2023年8月14日    甲子園 )】 北海(南北海道)が2試合連続のサヨナラ勝ちで準優勝した2016年以来7年ぶりの3回戦進出を決めた。08年夏の報徳学園以来15年ぶりとなる2戦連続サヨナラ勝利で南北海道勢の春夏通算甲子園99勝目。これで16強が出そろった。台風接近のため15日は中止が決定。16、17日に3回戦8試合が行われる予定となっている。
 2度追いついて迎えた9回。再び熊谷がマウンドに上がり得点を許さず。その熊谷が先頭で左前打で出塁すると犠打で二塁に。そして関が相手2番手・近藤の7球目140キロの高め直球を振り抜いた。打球はグングン伸びて左翼手を越える。二走・熊谷がガッツポーズで生還し激戦に終止符を打った。

 9回サヨナラ勝ちを投打の活躍で呼び込んだ熊谷は試合後「素直にうれしい。1勝できた勢いで、またサヨナラ勝ちで勝てて凄くうれしい」と声を弾ませた。

 サヨナラのホームを踏み「自分が最後のホームを踏んだ瞬間はとてもうれしかった。みんなの笑顔が見れてうれしかったです」と笑顔。9回に再びマウンドに上がったことについては「裏に攻撃があったので、もう1点はオッケーという気持ちで自分に余裕を持たせながらマウンドに上がりました。入り方は難しかったんですけど、やっぱり練習で培ってきた気持ち。自分のピッチングができたと思います」と胸を張った。

 北海道代表ではクラークが敗退。「昨日宿舎にクラークが帰ってきたんですけど、凄いすがすがしいというか、もうやってやったみたいな顔をしていた。自分たちもクラークみたいに最後まで悔いなく戦いたい」。クラークの分も道勢として力を出し尽くすつもりだ。

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