【甲子園】浜松開誠館・広崎「後悔はない」120球 同校初聖地「最高の家族のような仲間と成長できた」

2023年08月14日 17:35

野球

【甲子園】浜松開誠館・広崎「後悔はない」120球 同校初聖地「最高の家族のような仲間と成長できた」
<北海・浜松開誠館>4回を無失点に抑えた浜松開誠館・広崎(右)=撮影・須田 麻祐子 Photo By スポニチ
 【第105回全国高校野球選手権記念大会第9日・2回戦   浜松開誠館2―3北海 ( 2023年8月14日    甲子園 )】 初出場の浜松開誠館(静岡)が9回サヨナラ負けで敗退となった。
 先発の広崎が6回まで得点を許さない力投を見せた。しかし7回に守備のミスも絡み無死満塁のピンチを迎えると、1死後に三ゴロの間に同点の生還を許した。結局、広崎は7回1/3を120球5安打2失点(自責0)と力投を見せたものの、16強進出はならなかった。

 試合後、広崎は「後悔はないです。自分たちが初の甲子園に出れて。みんな最高の仲間と野球ができてうれしかったです。家族のような仲間です」と同校初めてとなる聖地での戦いを振り返った。

 広崎との主なやりとりは以下の通り。

 ――サヨナラの瞬間。

 「終わりだなというのがあった。チームとしても最後に自分たちの野球ができたので。後悔はないです」

 ――どんな思いで投げた。

 「一球一球全力で。自分のできる限りのことをやって。最後に楽しく終われたらと思っていた」

 ――どんな夏だったか。

 「自分たちが初の甲子園に出れて。みんな最高の仲間と野球ができてうれしかったです。家族のような仲間です」

 ――整列後に監督から声をかけられた?

 「次の年は大変だみたいな感じで声をかけられた。次の代から頑張ってほしい」

 ――上位打線として。

 「打つ方でも活躍したい思いがあった。今日はあまりよくなくて、悔しい気持ちはある」

 ――投打でどんな選手に。

 「今はまだ中途半端な感じなので。どっちも一流のプレーヤーとしてやっていけるようにしたいです。

――試合後の心境.

 「相手が勝っていた。近藤が打たれたらしょうがないという気持ち。最後楽しく野球できて良かったです」

 ――9回入る前は。

 「最後なんで近藤に楽しんでいってこい!と」

 ――自分のピッチング。

 「自分の中では満点で投げられて。自分のピッチングはできました。全部の力を出せて良かったです」

 ――初めての甲子園。

 「緊張より楽しい。ずっとワクワクして。ピンチの時に力を発揮できて良かった」

 ――満点の投球。

 「ピンチのところで楽しく投げられた。自分の中では良かった」

 ――組み立て。

 「ストレートを中心に変化球も交ぜながら。制球力で勝負する。それ通りできた結果が2点だった」

 ―初回の満塁機。

 「緊張もしたんですけど、楽しい気持ちがあったので。ピンチのときこそ楽しんでできました」

 ――三振は狙い通り。

 「狙って取りました。インコースの真っすぐです」

 ――今後の進路。

 「プロを目指してやっていこうと思っていて。最終的な目標がプロなので。その通過点として。甲子園を通過して、大学を通過するか、高卒で行くか、これから決めていこうと思います」

 ――最後に。

 「チームとして成長することができたので、ここまで成長できたことは良かったと思いますし。本当にここまでできたことがうれしいですね」

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