NPB 13日の巨人・坂本二塁打を説明「本塁打を二塁打に変更したものではない。フェンス越えていない」

2023年08月14日 16:07

野球

NPB 13日の巨人・坂本二塁打を説明「本塁打を二塁打に変更したものではない。フェンス越えていない」
<巨・D>4回、二塁打となった坂本の打球(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)は14日、8月13日の巨人―DeNA戦(東京ドーム)の二塁打判定について説明と、来場者へのお願いを行った。4回先頭で打席に入った巨人・坂本が放った打球が、左中間席最前列の観客が伸ばした手に当たって落下。二塁打でリプレー検証となったが、判定は変わらなかった。
 審判団の協議の結果、場内アナウンスで「観客の妨害がありましたので、オーバーフェンスとせず、二塁打として試合を再開します」と説明。これについてNPBは「観客の妨害があったので本塁打を二塁打とする」と誤解されかねない表現だった、と指摘。そもそも打球がフェンスを越えていないので二塁打の判断となり、観客がインフィールド内に差し出した手に打球が当たった時点でボールデッドとなった、と説明した。本塁打を二塁打に変更したものではない。「NPBでは、ファンの皆様に一層分かり易い場内放送を実現するよう、研修会などを開催し努力して参ります」とした。

 公認野球規則では、フェンスを越えて観客の身体や手がインフィールド内でボールに触れた場合には、「観衆の妨害」としボールデッドとなり、プレーを止めることが定められている。「観客の皆様にはそのような行為がないようご注意いただき、今後も変わらないご声援をお願いいたします」とお願いを行った。

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