阪神・小野寺 恩師に届けた決勝打 京都翔英時代に指導受けた太田監督は今夏甲子園出場・高知中央の指揮官

2023年08月14日 05:15

野球

阪神・小野寺 恩師に届けた決勝打 京都翔英時代に指導受けた太田監督は今夏甲子園出場・高知中央の指揮官
<神・ヤ>ヒーローインタビューを終えポーズを決める小野寺(左)と桐敷 (撮影・奥 調) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神5ー3ヤクルト ( 2023年8月13日    京セラD )】 【記者フリートーク】恩師に届けた決勝打でもあった。阪神・小野寺が京都翔英時代に指導を受けた太田弘昭監督は、21年から高知中央高の監督に就任。今夏には春夏通じて同校史上初の甲子園出場を果たした。出場決定後に小野寺は祝福のメッセージを寄せ、「連絡してくれてありがとう、めちゃくちゃうれしかった」と返事の内容を明かしてくれた。
 在校時は「打倒(龍谷大)平安」に燃えた夏を過ごした。3年夏にベスト8をかけた対戦では、ヘッドスライディングで同点の生還を果たした際に意識を失いかけ、その後救急車で搬送。当時府内28連勝を誇っていた龍谷大平安からの勝利を、病院のベッドの上で知った。あれから8年の時を経て、かつての教え子がプロの舞台で奮闘する姿を、甲子園での戦いを終えたかつての恩師も目に焼き付けているに違いない。(阪神担当・阪井 日向)

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