松坂大輔氏×斎藤佑樹氏「運命みたいな…」甲子園優勝投手の偉大な先輩・桑田真澄氏から受け継いだ言葉とは

2023年08月14日 23:30

野球

松坂大輔氏×斎藤佑樹氏「運命みたいな…」甲子園優勝投手の偉大な先輩・桑田真澄氏から受け継いだ言葉とは
松坂大輔氏と斎藤佑樹氏 Photo By スポニチ
 西武やレッドソックスなどで活躍し日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が14日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。ゲストに斎藤佑樹氏(35)を迎え“夏のレジェンド選手”について言葉を交わした。
 今回の対談はプロスピAのタイアップ企画で実現。「プロスピセレクション 夏のヒーロー」に西武と日本ハム代表に選ばれた2人が、それ以外の10球団の登場選手を発表した。

 初対面時を振り返り、松坂氏は「物凄く静かでしたね」と思い返し笑顔。斎藤氏は「凄く優しくて、フレンドリーに話しかけてくれて凄くうれしかったなあという印象でしたね」と少し緊張した表情で笑った。そして松坂氏は「同じ甲子園優勝投手として常に気にかけていましたね」と真剣な表情で語った。

 「プロスピセレクション 夏のヒーロー」巨人選出は桑田真澄氏。2人にとっては甲子園優勝投手の偉大な先輩でもある。松坂氏は桑田さんの凄さを1つ挙げるなら、の問いに「技術的なこともそうなんですけど…自分もいろいろ体の使い方を研究するようになったのっていうのは、桑田さんのそういう姿勢っていうんですかね、本当に野球と関係なさそうなところから投球フォームのヒントになるようなトレーニングとか動きを取り入れたりする研究熱心なというか。そういうところも好きでしたね。もちろんフォームとかも好きだったんですけど。考え方が面白いなあ、なんてことを中高生の時に思いながら見ていましたね」と熱く語った。

 斎藤氏は「(桑田氏と)お会いした時に(松坂)大輔さんの話をされていたことがあって。甲子園で優勝した投手の、その後の運命(さだめ)みたいなことを教えていただいた。やっぱり甲子園で優勝するといろんな注目も集まるし大変だけど頑張ってね。“大輔も大変だったから”みたいな話をしてくださったんですよね。その伝え方が凄く優しくて、論理的で」と初めて会った時の印象を振り返った。

 それを聞いていた松坂氏も「桑田さん自身が甲子園の優勝投手でプロ入りしたピッチャーのことを凄く気にかけている印象がありますね。優勝してプロ入りすることって、経験者にしか分からない難しさっていうんですかね…優勝したことで注目されるのは選手としてはありがたいことなので。そういうこともしっかり受け入れて自分のエネルギーに変えていくっていうんですかね」としみじみと回想した。

 甲子園で優勝投手になり、ドラフト1位でプロ野球の世界に鳴り物入りで入ったものにしか分からない「運命」とは――。これからも生まれるであろう「夏のヒーロー」たちに語り継がれていくに違いない。

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