【甲子園】「終戦の日」球場黙とうなしは2019年以来3年ぶり 台風接近に伴い15日全試合中止

2023年08月14日 17:15

野球

【甲子園】「終戦の日」球場黙とうなしは2019年以来3年ぶり 台風接近に伴い15日全試合中止
<市和歌山・神村学園>台風の接近を考慮し、明日の試合の中止が発表された(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 第105回全国高校野球選手権の大会本部は14日、15日に予定されていた第10日の3回戦全4試合を台風接近に伴い悪天候が予想されるため、全試合を中止し、16日に順延すると発表した。
 「選手、関係者の安全や応援団の移動などを考慮しました」としている。全試合が順延になるのは、第103回大会の2021年8月18日以来、2年ぶり。

 第10日は第1試合に創成館(長崎)-沖縄尚学(沖縄)、第2試合に広陵(広島)-慶応(神奈川)、第3試合に文星芸大付(栃木)-八戸学院光星(青森)、第4試合に専大松戸(千葉)-土浦日大(茨城)が予定されていた。

 中止、順延に伴い準々決勝は19日、翌20日は休養日とし、21日に準決勝、22日の休養日を挟み、決勝は23日に変更となる。

 毎年8月15日に甲子園球場で行われている終戦の日の黙とうも中止により行われず、別日での実施もしない。戦没者の慰霊と永遠の平和を祈念する黙とうは1963年の第45回大会から実施されている。

 15日の球場黙とうなしは、コロナ禍で大会が中止となった20年を除き3年ぶり。2019年第101回大会でも台風の影響で、14日のうちに15日の全試合中止と順延が決定。球場での黙とうは行われず、各チームが練習中などに黙とうをささげた。

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