Rソックスが誇る伝説のナックルボーラー通算200勝ウェークフィールド氏が死去 57歳 脳腫瘍か

2023年10月02日 05:41

野球

Rソックスが誇る伝説のナックルボーラー通算200勝ウェークフィールド氏が死去 57歳 脳腫瘍か
ティム・ウェークフィールド氏(AP) Photo By AP
 レッドソックスは1日(日本時間2日)、ナックルボールを武器に通算200勝を挙げた球団OBのティム・ウェークフィールド氏が死去したと発表した。57歳。死因は未公表だが、元チームメイトの名投手カート・シリング氏によると、脳腫瘍を患っていたという。
 この日、敵地ボルティモアで開催された今季最終戦のオリオールズ戦前に大型ビジョンに追悼画像が映し出され、黙とうが捧げられた。

 レッドソックスのジョン・ヘンリー・オーナーは声明を発表し「ティムの優しさと不屈の精神は、彼のナックルボールと同じくらい伝説的だった」と述べた。

 ウェークフィールド氏は92年にパイレーツでデビュー。揺れながら落ちる「魔球」を駆使し、98、07年には自己最多の17勝をマークした。200勝180敗、防御率4・41の成績を残した。

 かつてDeNAの山崎など日本のプロ野球選手にも多くの影響を与え、ナックルボールを武器とするエイジェック女子野球部で投手兼任コーチを務める吉田えりはウェークフィールド氏から直接指導を受けたこともある。

 07~11年にレッドソックスでチームメイトだった本紙評論家の松坂大輔氏は自身のSNSで「ウェイク、ゆっくり休んでね… メジャー1年目、積極的に声を掛けてもらい、キャッチボールの相手もしてもらい、ナックルボールまで見せてもらい嬉しかったです。ありがとうございました。 The greatest knuckleballer Rest in Peace Tim」(原文まま)と故人を悼んだ。

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