天理大が6連覇に前進 先制二塁打の近藤「手応えは良かったので抜けると」

2023年10月02日 13:26

野球

天理大が6連覇に前進 先制二塁打の近藤「手応えは良かったので抜けると」
初回に先制二塁打を放った天理大・近藤 Photo By スポニチ
 【阪神大学野球秋季リーグ戦第5節3回戦   天理大4―2関西国際大 ( 2023年10月2日    大阪シティ信用金庫スタジアム )】 天理大が勝ち点を4に伸ばし、6連覇へ大きく前進した。
 1回裏2死から3番・下林源太主将(3年=天理)が中前打で出塁すると、藤原忠理監督は4番・近藤遼一(4年=八戸学院光星)に「長打を狙え」と指示して打席に送り出した。

 近藤が初球を叩くと、打球は風にも乗り中堅手の頭上を越える先制二塁打となった。

 「ストレートを張っていて、コースも厳しくはなかったので振っていっていいボールだと思いました。手応えは良かったので抜けるとは思いました」

 今春は打率・359で10打点を叩き出していた不動の4番打者だが、この秋はここまで2打点と結果が出ていなかった。「4番なのに不甲斐ないバッティングが続いていたので。(先発の)真城を楽に投げさせてあげたかった」強い気持ちが先取点につながった。
 藤原監督は「近藤はちょっと考えすぎるので…」と、あえて強気の指示を送ったことを明かし「あの一撃がこの試合を左右した」と評価した。

 このカードは初戦を落とす苦しい展開となったものの、勝ち点ゲットで首位を堅持した。最終節は、勝ち点をあげれば文句なしの完全優勝。まだ、関西国際大に逆転Vの可能性は残っているが、天理大有利の状況に揺るぎはなさそうだ。

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