オリックス・平野佳 日米通算250セーブ!史上4人目の快挙 “球団初”となる名球会入りの条件達成

2023年10月02日 20:58

野球

オリックス・平野佳 日米通算250セーブ!史上4人目の快挙 “球団初”となる名球会入りの条件達成
<オ・日>日米通算250セーブを達成し、杉本(奥)にウオーターシャワーで祝福される平野佳(左)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス3ー0日本ハム ( 2023年10月2日    京セラD )】 オリックスの平野佳寿投手(39)が2日、本拠地京セラドームで行われた日本ハム戦の9回に登板。1回を無失点に抑え、チームは3-0で勝利。今季29セーブ目で、史上4人目となる記念すべき日米通算250セーブに到達した。
 3―0の9回に3番手として登板。名前がコールされると観客から大きな拍手が送られた。先頭の中島に右前打を許すも、田宮を二ゴロ、続く代打・加藤豪をフォークで空振り三振に抑えた。最後はマルティネスを一邪飛に仕留め、両腕を突き上げて喜んだ。ナインからはウオーターシャワーで祝福された。

 史上4人目の快挙を達成した平野佳はお立ち台で「本当に皆さんに助けられて…試合前に由伸が“今日やりましょうね”と言ってくれていたので、山岡と繋いでくれて、達成できてよかったです」と喜びを見せた。最後には「250セーブ達成しましたけど、まだ引退するつもりはないので、ここから1つでも伸ばせるように。若い子たちに負けないように頑張っていきたいと思います」と現役続行を宣言し、力強く締めくくった。

 05年ドラフト希望入団枠でオリックスに入団し、今季で15年目を迎えた。18年からは大リーグに移籍し、ダイヤモンドバックス、マリナーズに在籍して3年間で150試合に登板。21年からは古巣のオリックスに復帰し、今年5月14日のソフトバンク戦では、史上初の日米通算200S&200Hも達成した。

 39歳6カ月での250セーブ到達は最年長記録で、名球会入りの条件も満たした。これは、球団では阪急時代の83年に通算2000安打を放った福本豊以来、89年にオリックスとなってからは初の快挙となった。

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