日米通算250セーブの平野佳 8回は「初めて相手チームを応援した」 3点差以上にならないように…

2023年10月02日 21:59

野球

日米通算250セーブの平野佳 8回は「初めて相手チームを応援した」 3点差以上にならないように…
<オ・日>250セーブを達成し記念ボードを手にする平野佳(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス3―0日本ハム ( 2023年10月2日    京セラドーム )】 本拠地で決めたかった――。オリックス・平野佳寿投手が9回に登板。1回を無失点に抑えて今季29セーブ目を挙げ、日米通算250セーブの偉業を達成した。
 試合後のお立ち台。ベテラン守護神は「オリックスで、初めて敵チームを応援しました」と本音を漏らした。

 チームが3点リードの8回。オリックスは1死一、三塁の好機を迎えた。ブルペンで平野佳は、日本ハムが無得点に抑えるよう「このまま、頼む」と願っていたという。

 仮に味方打線が得点を奪うと点差が4点以上となり、セーブシチュエーションではなくなってしまう。

 節目の数字は本拠地で決めたい。その強い思いから「相手チームを応援するのはこれが初めて」。結果、日本ハム・北浦が追加点を許さず、平野佳は3点リードのまま9回のマウンドに上がった。

 「京セラドームで?それが一番ですね。節目節目はビジターが多かった。250はやりたいと思っていた。良かったです」

 本拠地で浴びる大歓声。平野佳はうれしそうだった。

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