エ軍指揮官 大谷について「誰もがあのデトロイトでの試合を振り返る」自身去就は「まだ分からない」

2023年10月02日 05:06

野球

エ軍指揮官 大谷について「誰もがあのデトロイトでの試合を振り返る」自身去就は「まだ分からない」
今季最終戦前の監督会見に臨むエンゼルスのフィル・ネビン監督(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 エンゼルスのフィル・ネビン監督が1日(日本時間2日)、今季最終戦のアスレチックス戦前に会見を開き、リーグトップ44本塁打で本塁打王が決定的な大谷について語った。
 「彼の今季の活躍の一部になれて、素晴らしい偉業を成し遂げることができて、本当に楽しかった」と回顧。敵地デトロイトで行われた7月27日のタイガースとのダブルヘッダー第1戦で自身初の完封勝利、第2戦で2本塁打を放った試合を印象的な試合に挙げ「誰もがあのデトロイトでの試合を振り返り、ハイライトが何度も何度も再生されることだろう」と語った。

 本塁打量産の理由についてはスイングの力強さの向上を挙げ「今季の彼はより良い打者になり、その結果、強い打球を打てばより多くの本塁打を打てるようになったと思う。フライを打てば、柵越えする。彼のボールへのインパクトとスイングは凄まじく、他の選手ほど強く打つ必要がなかった」と解説。

 「テキサスでの4連戦(6月12~15日の敵地レンジャーズ戦)で放った4本塁打を思い出してほしい。全て中堅から左方向への本塁打だった。彼は気づいたと思う。他の打者よりも好不調の波も少ない。彼は左方向への打球を意識して打ち始め怖い打者になった」と評した。

 ネビン監督は昨季途中から監督代行を務め、1年契約で今季正式に監督に就任し契約が満了。再契約については「まだ何も分からない」と話すにとどめた。

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