佐々木朗希世代が球界席巻だ! 同学年の大学生、9球団が1位指名 高3だった2019年ドラフトは…

2023年10月26日 20:01

野球

佐々木朗希世代が球界席巻だ! 同学年の大学生、9球団が1位指名 高3だった2019年ドラフトは…
(左から)奥川恭伸投手(星稜)、西純矢投手(創志学園)、佐々木朗希投手(大船渡)、及川雅貴投手(横浜)。2019年撮影、所属は当時 Photo By スポニチ
 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、支配下指名が終了。9球団が大学生を1位指名した。支配下では全72選手が指名され、その内大学生は最多となる28人だった。 【指名選手一覧
 中大・西舘勇陽投手(21)は巨人、国学院大・武内夏暉投手(22)は西武がそれぞれ競合の末、交渉権確定。

 青学大・常広羽也斗投手(22)は広島、楽天の2球団競合で広島が交渉権を獲得した。阪神は青学大・下村海翔投手(21)を単独指名。ヤクルトは武内の抽選に敗れ、専大・西舘昂汰投手(22)で確定した。亜大・草加勝投手(21)は抽選の結果、中日・立浪監督が引き当てた。

 日本ハム、ロッテが東洋大・細野晴希投手(21)を指名し、日本ハムの稲葉GMが当たりクジ。楽天は桐蔭横浜大・古謝樹投手(22)を指名し、確定した。ロッテは明大・上田希由翔内野手(22)を指名した。

 社会人では唯一ENEOS・度会隆輝外野手(22)が3球団が競合の末DeNAが交渉権を得た。

 高校生はオリックスが上田西の横山聖哉内野手(17)を1位で単独指名し、交渉権。大阪桐蔭・前田悠伍投手(18)は外れで2球団が競合し、ソフトバンク・小久保新監督が引き当てた。

 ドラフト会議史上、抽選7回は最多となった。

 現在の大学4年生は佐々木朗希(大船渡-ロッテ)や宮城大弥(興南-オリックス)と同学年。高3だった2019年ドラフトでは佐々木や宮城を始め、7球団が高校生を1位指名する当たり年。支配下指名された74人中、高校生は半分超となる35人だった。

 4年たった今年、大学生が多数1位指名され、佐々木朗世代に逸材が多かったことが改めて裏付けられたと言える。

 2019年ドラフトでは、1位指名で、ロッテが4球団競合を制して佐々木との交渉権を獲得。佐々木を外した日本ハムは再び抽選で河野(JFE西日本)、西武は宮川(東芝)、楽天は小深田(大阪ガス)の交渉権をそれぞれ獲得した。

 ヤクルトが奥川(星稜)、中日が石川(東邦)の交渉権を獲得。ともに3球団競合の末だった。

 奥川を外した阪神は西(創志学園)を指名。巨人は宮川(東芝)でも抽選に敗れ、堀田(青森山田)を指名した。

 石川を外したソフトバンクは佐藤(JR西日本)、オリックスは河野の抽選にも敗れ、宮城を指名した。

 広島は森下(明大)、DeNAは森(桐蔭学園)をそれぞれ単独で指名した。

 また、この世代で高卒から社会人入りし、3年目の解禁となった2021年ドラフトでは河野佳(広陵-大阪ガス)が広島、林優樹(近江-西濃運輸)が楽天にそれぞれ指名された。

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