【ドラフト会議】阪神・畑山統括スカウトも「100点に近いドラフト」 2位椎葉にも期待

2023年10月26日 20:56

野球

【ドラフト会議】阪神・畑山統括スカウトも「100点に近いドラフト」 2位椎葉にも期待
阪神・畑山統括スカウト Photo By スポニチ
 プロ野球ドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ阪神は支配下6選手、育成2選手の計8選手を指名した。会議後、畑山俊二統括スカウトが報道陣に対応し、岡田監督と同様に「100点」と総括した。以下は一問一答。 【指名選手一覧
 ―岡田監督が100点と

 「はい。ほぼほぼ、100点に近い、ドラフトですね」

 ―投手4、野手2

 「はい、思惑通りですね。投手も予定通り、本当に予定通りですね」

 ―大学生以上の右投手がひとつのポイントだった。

 「高校生は基本、アタマにはなかったですね。ピッチーに関しては。去年、たくさんとっているので。今の投手陣は当然強固で、いい投手陣ですけど、さらに強固にするためにということで。中継ぎとか、そのへんがいれば助かるし、というところで。1位、2位のピッチャーはどちらもできるピッチャーだと思うので。先発も、中継ぎもできる。短いイニングなら、出力をあげられるピッチャー。かといって、長いイニングを投げられないということではないので。両方で、戦力になる可能性が十分あるピッチャーとしては、すぐ戦力になってくれると思います。椎葉くんに関してはね、少し育成の期間が必要かもしれないですけど、ストレートに関してはすぐに使えるぐらいのレベルにはあると思うので。あとは経験ですよね」

 ―下村投手は、常広投手と同等という評価があった。スカウトはどういう点を評価して

 「スケール感は174センチないですけど、出力をあげることもできるし。いま、うちで勝てているピッチャーで、村上、左ですけど伊藤将司であったり、ベテランでいったら西勇輝もそうですし、そういう制球力と、球のキレっていうところで、甲子園でそれが大きな武器になるのでね。そこが備わったピッチャーというところで下村ということになりました」

 ―椎葉は今年伸びた。

 「そうですね。独立リーグいってからトレーニングして、肉体改造じゃないですけど、それで一気に出力が上がった、パワーアップしたという報告も担当から受けてますし、そこ伸び代も十分ありますし、さっき言ったように経験値、イニングもそんなには、リリーフが多かったので、前半は先発もしてたんですけど、社会人時代もそんなに公式戦等には投げてないところで、そこの経験値だけですね。特にストレートに関しては今年上位に上がってる大学生らに引けをとらないか、それ以上ぐらいの、159キロMAXというところでは、ホントに上位に上がった大学生と遜色ないものがあると思うんで、あとは変化球の精度であったり、経験値を上げれば十分1軍で戦力になってくれると思います」

 ―育成はもう少し取りたかったか。

 「そうですね、3名ぐらいはいきたいなというのころはあったんですけども、他球団さんとの兼ね合いもありますし、その中で、足の速い、足に特化したスペシャリスト的な選手は1人ほしかったというのと、ピッチャーも1人ないし2人とりたかったというので、本当にうまく、そんなに候補は、うちは高校生の育成は取ってないのでその中で候補的には頭数にはいなかったんですけど、その中で両方取れたというのは本当に、そこも含めて満点に近いドラフトになったと思います」

 ―捕手も取るんじゃないかという話もあったと思うが

 「当初は高校生のキャッチャーに関しては(取る)可能性はあったんですけど、今年の戦力外になった選手を見てもらってもわかるように、右の内野手はまあ北條だったり山本だったりというところがあれしたということでそこを優先したところと、今のチームの状況からいくと右左の内野手、若い選手もまあ、1軍のレギュラークラスも、中野、木浪はもちろん、小幡もそうですけど、下の選手も高寺、遠藤とみんな左と、いうところで抜けたのも右、右の内野手というところで、そこでショートないしセンターラインができる選手と、打てて足もそこそこある選手というところで、この2人は最悪でもどちらかはというところだったんですけど、うまく両方とれてラッキーだったと思います」

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