ドラフト直前!菊地選手が大絶賛 広島がドラフト1位を公言した投手は「侍ジャパンクラスになる」

2023年10月26日 15:30

野球

ドラフト直前!菊地選手が大絶賛 広島がドラフト1位を公言した投手は「侍ジャパンクラスになる」
フリーライターの菊地選手 Photo By スポニチ
 TBS日曜劇場「下剋上球児」(日曜後9・00)原案者でフリーライターの菊地選手(41)が25日に配信されたYouTube「スポニチドラフト」に出演し、26日に行われるドラフト会議で1位指名される選手を予想した。
 冒頭で、今年のドラフトが「投手ドラフトになるのは間違いない」と断言した菊地選手。その中でも「東都大学リーグの投手がドラフト1位で何人入るのか」と注目している。現在東都の投手で1位指名を公表されているのは西武が国学院大・武内夏暉、広島が青学大・常広羽也斗。また巨人は中大・西舘勇陽が1位指名の有力候補で、ほかにも東洋大・細野晴希ら好投手がそろい、最大で7人が1位指名となる可能性がある。

 だが、菊地選手は「全員7人がドラフト1位となるのはとても思えなくて」とし、「あくまで僕自身の好み、評価では4人」だとした。その中で、広島が1位指名を公言している青学大・常広について「個人的には去年の春に一目見て、“来年の目玉はこいつだ!”と勝手に思ってた。1球見ただけでモノが違うなというボールを投げていた」と振り返った。

 また、常広の醸し出す雰囲気は「一度地獄を見た男。この世を儚むような諦めに満ちた感じ」と表現。それは「去年の春、僕が見る直前には彼はベンチにも入ってなくて。駐車場の係員をやっていた」と、常広の地元でもある大分での東都リーグ開催にも関わらずベンチ外。そのため、試合観戦に来た後輩たちに見られ「そこで一生分の恥をかいた」という。

 そういった経験から「彼にとっては、いつあの駐車場係に戻るかわからない。ドラ1候補と言われても“僕はいつ大分状態に戻るかわからない”と口にしている」とドラフト1位候補でありながらも、慢心は一切ないとした。

 スカウトの中にはフォークが武器ということもあり、「先発よりも抑え」としての適性があるという声もある。これに菊地選手は「僕は先発でいってほしい」としながらも「今の状態だと、はっきり言って抑えの方がいい」と、広島・栗林タイプだとした。

 それでも「声を大にして言いたいのは、常広投手は今年ストレートが本調子じゃない」と伝えた。菊地選手が常広に「フォーク今年良くなったんじゃないですか?」と聞くと、「いや、フォークが良くなったんじゃなくてストレートが今年はあまり良くないので、フォークに頼らざるを得ない。フォークは元々良かったです」といった会話を明かした。

 菊地選手は常広のストレートが本調子になった際には「正直、先発ローテとかそういうレベルじゃなくて、侍ジャパンクラスになると思う」と期待を口にした。

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