【ドラフト会議】日本ハムが“薩摩のロマン砲”鹿児島城西・明瀬諒介を4位指名「みょうせ」です!

2023年10月26日 18:31

野球

【ドラフト会議】日本ハムが“薩摩のロマン砲”鹿児島城西・明瀬諒介を4位指名「みょうせ」です!
鹿児島城西の明瀬 Photo By スポニチ
 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、日本ハムが4位で鹿児島城西の二刀流スラッガー・明瀬(みょうせ)諒介内野手(18)を指名した。 【ドラフト速報
 「九州の怪物」――。鹿児島城西には「明瀬伝説」がある。両翼100メートルの練習場。左翼フェンスのさらに5メートル後方に高さ5メートルの簡易フェンスがある。右の長距離砲は、木製バットを使ってそれを軽々と越えてみせる。左翼後方に青々と茂る林をかき分けて進むと、明瀬が放り込んだボールが無数に転がっている。「九州の怪物」にとって野球場は狭すぎるのかもしれない。

 「自分の武器は飛距離。でも、もっとコンタクト率を上げていきたいと思います。まだ夏の大会があるのでプロは気にしていません。まずは夏の甲子園目指してやっています」

 堺市出身。プロ入りをかなえるため、最短距離の思考を持っていた。中学時代にプレーした大阪狭山リトルシニアでは元近鉄の小川亨監督、鹿児島城西ではダイエー、西武などで通算1599安打をマークした佐々木誠監督から指導を受けた。

 打つだけではなく、投げても凄い。しなやかに腕をしならせるフォームから繰り出す直球の最速は144キロ。野手として評価を受けているが、二刀流で体の使い方のセンス、身体能力を実証してきた。「薩摩のロマン砲」が、プロへの第一歩を踏み出した。

 ◇明瀬 諒介(みょうせ・りょうすけ)2005年(平17)8月25日生まれ、大阪府出身の18歳。小4で野球を始める。中学は大阪狭山リトルシニアでプレー。鹿児島城西では1年夏からベンチ入りし、1年秋からレギュラー。目標の選手はオリックスの森。50メートルは6秒7。1メートル83、88キロ。右投げ右打ち。 

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