【ドラフト会議】日本ハム“3度目の正直”で東洋大・細野獲得 稲葉GM“黄金の左手”に新庄監督も歓喜

2023年10月26日 18:22

野球

【ドラフト会議】日本ハム“3度目の正直”で東洋大・細野獲得 稲葉GM“黄金の左手”に新庄監督も歓喜
<プロ野球ドラフト会議>東洋大・細野の交渉権を獲得しガッツポーズの日本ハム・稲葉GM(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 プロ野球のドラフト会議が26日、都内のホテルで行われ、日本ハムは外れ外れ1位で東洋大・細野晴希投手の交渉権を獲得した。 【ドラフト速報
 4年ぶりに観客を入れ、12球団監督やスタッフが一同に会して行われる今年のドラフト会議。中日の立浪監督を先頭にアナウンスに従って球団チームが入場する中、日本ハムの新庄剛志監督がひと際大きな声援と拍手を受けて入場。今年もお洒落なスーツに身を包み笑顔をテレビカメラに向けた。

 ドラフト1位に中大・西舘勇陽投手を指名したが、巨人と競合。新庄監督が満を持して運命のクジに挑んだ。右手で引き、交渉権のカードを左胸に当てて巨人・阿部新監督が引くのを静かに待った。開封となっても、当たりクジを祈るように胸に当てたまま微動だにしなかった指揮官。だが、その思いもむなしく、阿部監督が右手を高々に挙げると、開封することなく悔しそうな表情を浮かべつつ、静かにその場から退いた。

 外れ1位には高校生No・1左腕の大阪桐蔭・前田悠伍投手を指名し、楽天とソフトバンクの3球団競合となった。クジを引いたのは新庄監督ではなく小村勝球団社長にバトンタッチ。小村球団社長は引く前に、ボックスの前で拝むように両手を合わせた。しかし、前田の交渉権を獲得したのはソフトバンクだった。

 そして、外れ外れ1位で指名したのは最速158キロを誇る左腕の東洋大・細野晴希投手。ここでもロッテとの競合となると、クジを引いたのは稲葉篤紀GMだった。“黄金の左手”で見事引き当てると、席で見守っていた新庄監督も満面の笑みで手を叩いて喜んだ。

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