メッツの担当記者がオーナーは大谷に超高額の短期契約をオファーするのではと予測

2023年10月26日 07:37

野球

メッツの担当記者がオーナーは大谷に超高額の短期契約をオファーするのではと予測
エンゼルスの大谷 Photo By スポニチ
 大リーグ公式サイトのメッツ担当アンソニー・ディコモ記者が25日(日本時間26日)、同球団のオフの動きを予測している。このオフはFA市場に大谷翔平、山本由伸がいて、トレード市場でもフアン・ソトなど大物が動く可能性がある。1年前に続き熱狂的なオフになる見込みだ。
 そんな中、以前メッツのスティーブ・コーエンオーナーが24年のチームについて「23年ほど競争力のあるチームにはならない」という発言をしていたが、他球団の関係者でメッツが静かなオフを送ると見ている人はほとんどいない。むしろ逆に最も活動的なチームのひとつになると予測している。

 メッツの補強ポイントは投手だ。実績のある先発投手を可能な限りたくさん獲得するだろう。しかしながらコーエンの究極の目標はファームシステムを充実させ、毎年巨額のサラリー総額を払わなくても勝てるチームを作ること。FA投手市場の大物投手ブレイク・スネル、アーロン・ノラのともに30歳の獲得はその目的に反する。一方で山本は25歳で若いから例外。だが、山本は安くない。ビッグマーケットチームがほぼ全球団が獲得に手を挙げている。ゆえにメッツは1、2年の短期契約で獲得できる複数の先発投手に落ち着くのではと予測している。

 大谷については、来年は投げないし、紙の上ではフィットしないかもしれない。とはいえ、コーエンが大谷のような名声ある選手の獲得に乗り出さないということはない。マックス・シャーザーや、ジャスティン・バーランダーにしたように、超高額の短期契約を与えるのではないか。あるいはデビッド・スターンズ編成本部長がインセンティブのたっぷり入った特殊な契約を交渉するかもしれない。大谷を投手として長く起用できる選択肢をメッツに与えるものである。最終的には大谷は他の球団と契約してしまうのかもしれない。でも最後の最後までメッツは彼の動きを注視し続けるだろうとしている。

おすすめテーマ

2023年10月26日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム