【ドラフト会議】今年は異例尽くし 抽選7度 東都から1位7人 2位で独立2人 巨人、西武ら独自路線

2023年10月26日 19:00

野球

【ドラフト会議】今年は異例尽くし 抽選7度 東都から1位7人 2位で独立2人 巨人、西武ら独自路線
【一覧】12球団のドラフト1位指名選手と交渉権獲得選手 Photo By スポニチ
 プロ野球の新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルで開催された。豊作年と呼ばれる今年の目玉は「佐々木朗希世代」となる大学生。1巡目入札から激しい“抽選バトル”が繰り広げられるなど、異例の多いドラフトとなった。 【ドラフト速報
 ENEOS・度会隆輝外野手(22)、中大・西舘勇陽投手(21)ら人気の選手が多く、1巡目入札で抽選7回はドラフト会議史上最多。また、1位には東都大学野球リーグの選手が7人指名され、同一リーグからは史上最多となった。

 その後も特徴的な動きが多数。2位まで24人のうち、19人が投手と偏り気味。阪神、広島、ソフトバンク、楽天、巨人、西武、ヤクルトが2位まで2人とも投手を指名し、投手需要が高い年となった。

 また、2位で阪神が四国アイランドリーグ・徳島の椎葉剛投手を指名。ロッテも2位で日本海リーグ・富山の大谷輝龍投手(23)を指名した。独立リーグからの複数2位指名も極めて珍しい。

 2年連続Bクラスに甘んじた巨人は5位まで全て大学・社会人から指名する即戦力ドラフトに徹底。一方、リーグ3連覇中のオリックスは4位まで高校生指名、5位~7位までは社会人の投手を指名した。

 西武は1位で国学院大の最速153キロ左腕・武内夏暉投手から始まり、5位まで全て投手指名(6位は内野手)。各球団が的確に補強ポイントをうめた。

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