海外の学校在学中ドラフト指名なら契約交渉期限の延長決定 花巻東・佐々木麟太郎の選択肢広がる

2023年10月26日 05:20

野球

海外の学校在学中ドラフト指名なら契約交渉期限の延長決定 花巻東・佐々木麟太郎の選択肢広がる
花巻東・佐々木麟太郎 Photo By スポニチ
 日本野球機構(NPB)は25日、海外の学校に在学中の日本人選手をドラフト会議で指名した際、選手との契約締結交渉期間を会議翌年の7月末日までとすると発表した。これまでは会議翌年の3月末日までだった。
 米国や台湾の大学、高校は一般的に5、6月が卒業時期で、それに沿った処置。これまでは学校を中退して入団したり、すでに卒業した選手を指名するしかなかった。NPBの保科求己法規室長は「3月末だと在学中で支障が出る可能性がある。7月末にしておけば懸念が一つなくなる。選手にとっても球団にとっても、意義のある改定」と説明した。26日のドラフト会議から適用される。

 これにより例年6、7月に行われる大リーグのドラフト会議の結果を待って、日米の球団から進路を決定することも可能になる。米国の大学に留学することを表明している花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(18)にとっても、将来的に選択肢が広がる。

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