初出場の熊本国府に「強力」援軍 昨年世界一のチアダンス部がスタンドに 「一丸」で近江戦に臨む

2024年03月09日 04:45

野球

初出場の熊本国府に「強力」援軍 昨年世界一のチアダンス部がスタンドに 「一丸」で近江戦に臨む
組み合わせが決まり握手する近江・大石主将(左)と熊本国府・野田主将 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 春夏通じて初出場の熊本国府は初日の第3試合に一昨年準優勝の近江(滋賀)と対戦する。当日は昨年に米国の大会で世界一に輝いたエアロビック・チアダンス部が応援に駆けつける予定で、アルプス席と一体になり、初戦突破を狙う。
 心強い援軍が熊本国府の初勝利をアシストする。大会初日に決まった応援席には、エアロビック・チアダンス部が駆けつける。昨年は世界大会に出場し、ポンポンを持って踊るチアダンスのポン部門で優勝。連覇を狙った今年は2位だったが、世界レベルの強豪だ。昨秋の九州大会では全試合応援に駆けつけて後押ししてくれた。主将の野田希(のぞむ=3年)は「応援に見合ったゲームができるように頑張りたいと思います」と決意した。

 反省を生かす。近江戦は午後3時30分開始予定で、試合の進捗(しんちょく)状況や天候などで照明がつく試合になる可能性もある。昨秋の神宮大会では初戦で関東第一と対戦。午前8時30分開始に順応できず、2―6で敗れた。今回とシチュエーションは違うが、山田祐揮監督は「あれが経験できたのは大きい。(開会式後の時間の)過ごし方は一番大事」とイメージした。

 チームは突出した選手はいないが、守備力を武器に昨秋の九州大会を制した。今春の対外試合解禁後も4戦全勝と好調だ。野田主将は「みんな調子も上げてきてくれて、チームはいい方向にいっている。あとは自分が個の力をまとめて甲子園に入れたら」と腕まくり。目標は新チーム最初のミーティングで掲げた4強だが、まずは聖地初勝利で「熊本国府」の名を刻み込む。(杉浦 友樹)

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