「西田監督を胴上げする」セガサミーの新人左腕・武冨陸が快投 西田監督「アレくらいでシビれちゃ困る」

2024年03月09日 16:10

野球

「西田監督を胴上げする」セガサミーの新人左腕・武冨陸が快投 西田監督「アレくらいでシビれちゃ困る」
<スポニチ大会 東海理化・セガサミー>6回、無失点で切り抜け、笑顔のセガサミー・武冨(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【第78回JABA東京スポニチ大会Aブロック   セガサミー7―5東海理化 ( 2024年3月9日    神宮 )】 セガサミーが1点差に追い上げられた6回、無死一塁から救援した法大出身の新人左腕・武冨陸投手が2回を完全投球で勝利に導いた。
 法大時代は東京六大学野球リーグ戦で通算27試合に登板した経験の持ち主。「正直めちゃくちゃ緊張したんですけどポンポンといけた。良い経験ができました」と振り返った。

 最速145キロ左腕は右打者への内角に直球とスライダーを投げ分け「そこに投げられないといけない。生命線です」と頼もしい。法大の大先輩である西田真二監督も「アレくらいでシビれちゃ困る。やっぱりスポニチ大会は新人が経験を積んで頑張ってくれればいい」と後輩左腕の活躍を喜んだ。

 法大時代の4年間はリーグ優勝を経験することができなかった。勝利を渇望する武冨は「目指すべきは都市対抗優勝。西田さんを胴上げするということは全体ミーティングでも言っているので、目指すところはそこ。頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 ドラマチックな試合で社会人野球ファンを魅了する「西田セガサミー」に頼もしい新人が加わった。(柳内 遼平)

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